■「こうべ里山SDGs農業」に取り組み中
都市と「農」が近接する神戸市は、野菜の栽培や畜産が盛んな地域で、県内2位の農業産出額を誇ります。県では、神戸市や(一財)神戸農政公社と共に、持続可能な都市近郊農業を促進しています。今回はその一つである「神戸コンポスト」開発プロジェクトを紹介します。
◇「神戸コンポスト」開発プロジェクトとは
野菜作りに必要な肥料は、原料のほとんどを輸入に頼っているため世界情勢の影響を受けやすく、価格高騰や不安定供給のリスクを抱えています。そこで、環境や人に優しい肥料を安定して確保するために、市内の家畜のふん尿を利用したペレット堆肥の開発に取り組んでいます。
堆肥を使って野菜や飼料を栽培
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牛ふんから堆肥へ
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粒状にして販売
◇ペレット堆肥が販売開始!
県が効果検証し、(一財)神戸農政公社が開発したペレット堆肥は、昨年11月から農家向け、12月から家庭向けにJA兵庫六甲などで販売を開始。家畜堆肥を粒状に加工したペレット堆肥は、従来の堆肥より扱いやすく、均一に散布しやすいなどのメリットもあります。家庭菜園などに使用してSDGsに貢献しませんか。
・牛ふん堆肥ペレット 12kg(農家用)
・こうべSDGs堆肥 1kg(家庭用)
特長:臭いが少ない/扱いやすく散布が容易/保存性が高い など
問合せ:(一財)神戸農政公社
【電話】078-991-1557【FAX】078-991-3915
◆かやぶきとSDGs 屋根の役目を終えたかやを肥料に
約800棟のかやぶきの建物が現存する神戸。かやぶき屋根は草、竹、縄など全て土に返る素材でできており、(株)くさかんむりではふき替えの際に出る古いかやなどを近隣の農家へ譲り、肥料として土に返す取り組みをしています。また、かやぶき文化の保全活動のほか、ひょうごフィールドパビリオン認定プログラムの一つであるかやぶきの魅力を伝えるツアーで案内人もしています。
※ツアーの詳細は本紙2面へ
他にも、神戸市内では40以上の体験プログラムが認定!
■インフォメーション(イベント等は延期・中止の場合があります)
◆講演会「パブリックアート散歩 withヤノベケンジ」参加者を募集
県立美術館南側に設置の彫刻「サン・シスター」のリニューアルを記念し、作者ヤノベケンジさんの講演会と野外アート散策を開催します
日時:3月15日(土)14時~15時40分
場所:県立美術館KOBELCOミュージアムホール他
定員:120人(先着)
料金:無料
申込み・問合せ:3月7日(金)までにホームページで神戸県民センター県民課へ
【電話】078-647-9092【FAX】078-642-1018
◆兵庫ゆずりあい駐車場
「兵庫ゆずりあい駐車場」は、妊産婦や障害がある人などのための駐車スペースです。対象者には利用証を交付します。案内標識がある区画に駐車できます
申込み・問合せ:身体障害者手帳などの必要書類を持参で神戸県民センター県民担当へ(住所地の区役所でも受け付け可)
【電話】078-647-9097【FAX】078-642-1018
※施設や店舗などの登録駐車場も募集しています。登録方法や登録駐車場がある施設など、詳しくは「兵庫ゆずりあい駐車場」検索
■困ったとき、まずは[さわやか県民相談]へ
【フリーダイヤル】0120-16-7830(なやみゼロ)
【電話】078-360-8511
受付:平日(祝日等を除く)9時~17時30分
フリーダイヤルは携帯電話からはつながりません
■神戸版の問い合わせは神戸県民センター県民躍動室総務防災課へ
〒653-8767 神戸市長田区二葉町5-1-32
【電話】078-647-9071【FAX】078-642-1010
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