文字サイズ
自治体の皆さまへ

旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(1)

1/26

兵庫県

◆1[摂津(神戸・阪神)]古くて新しいかやぶきの世界へ職人の解説でいざないます(今月の表紙)
―ひょうごフィールドパビリオン 2025年大阪・関西万博に向けたSDGs体験型プログラムを紹介―
神戸市北区と西区の里山には、かやぶきの建物が約800棟残っており、現存する日本最古の民家「箱木家住宅」をはじめ、神社仏閣や農村歌舞伎舞台など文化財も多数あります。かやぶきは通気性と断熱性に優れ、昔はいろりの煙でいぶされることで強度が増しました。また、20年~30年置きにふき替えられ、古いかやは田畑の肥料に再利用されるなど、SDGsに通じる先人の知恵が随所に感じられます。昨年9月からは、かやぶき職人集団「くさかんむり」のスタッフの案内で北区内の建物を巡るツアーがスタート。伝統的な建物だけでなく、淡河戎神社など現代的なかやぶきが見られる場所にも立ち寄ります。
(KOBE NOURISM 伊藤絵実里さん)

・天満神社の境内にある「上谷上農村歌舞伎舞台」は、県指定重要有形民俗文化財です。
・箱木家住宅の内部。806(大同元)年の建築といわれています。
・タイミングが合えば屋根の修繕作業を見られることも。
・淡河本陣跡にある淡河戎神社。壁面もかやで覆われた斬新なデザインです。

◇茅葺き職人といく! 温故知新を肌で感じる神戸茅葺きツアー
対象:小学4年生以上(小学生は保護者同伴)
日時・申込み:体験予約サイト「神戸のとびら」で要確認
場所:神戸市北区(山田町、淡河町、八多町、大沢町など)
定員:10人程度(先着)
料金:3,000円~
※定員と料金はコースにより異なる

問合せ:KOBE NOURISM
【Eメール】info.kobe.nourism@gmail.com
「神戸のとびら」検索

◆2[播磨]小学生考案の海ごみ問題啓発デザインで“トレーtoトレー”のリサイクルを実践中
―ひょうごのSDGs 県や県内の企業・団体が進めるサステナブルな活動を紹介―
県は公民連携で、使い捨てプラスチックの使用削減や資源循環を推進しています。昨秋には小野市内に食品トレー製造会社、(株)エフピコのリサイクル拠点が完成したのを機に同社、小野市と協働して、地元の小学生が描いた海ごみ問題啓発のデザインを印刷したオリジナルエコトレーを製作。11月から市内6つのスーパーで採用されています。使用済みのエコトレーは各スーパーの店頭で他の食品トレーと共に回収された後、再び新しいトレーにリサイクルされます。(県環境整備課)

エフピコの社員と県職員による、海ごみ問題とリサイクルに関する出前授業を受けた小野市立来住、市場両小学校の4年生がグループごとにデザイン案を作成。その中から、来住小学校の相原萌々果さん、松田翔さん、西口羽音さんが描いた「トレーをくわえてリサイクルボックスへ歩くカモ」が採用されました。
・小野らしく、カモにヒマワリの飾りを付けました。(西口さん)
・リサイクルボックスを頑張って描きました。(松田さん)
・校区内の鴨池にちなんでカモを選びました。(相原さん)
デザインはトレーの裏側に印刷されています。

問合せ:県環境整備課
【電話】078-362-3279【FAX】078-362-4189

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU