たつの市とゆかりが深い相撲の神様「野見宿禰」にちなんで、6月17日に誉隣保館で「野見宿禰杯わんぱく相撲大会」が4年ぶりに開催されました。市内小学生が、豪快な投げ技や、力強い押し相撲など手に汗握る取り組みを見せてくれました。特に印象に残ったのは、敗れてしまった豆力士が、悔し涙を流し、尻もちをついたまま立ち上がれなくなった場面です。多くの観客から「ようがんばった!」「かっこよかったで」と温かい励ましの言葉が投げかけられたのです。見ていた私も胸にじんときて、もらい泣きしそうになりました。思いがけず、たつのの人情に触れることができ、すがすがしい気持ちになりました。(内)
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