◆兵庫県人権教育研究大会西播磨地区大会
8月18日(日)、宍粟市にて「兵庫県人権教育研究大会西播磨地区大会」が開催されました。
記念講演として、水平社運動発祥の地である西光寺住職の清原隆宣さんが「人の世に熱と光を!~水平社宣言100年を経て~」と題して講演されました。差別は間違った世間のものさしによってつくられるものであり、「人間を尊敬する」というものさしを広めることで、人を人として大事にしようする世の中になると水平社宣言と関連させながら語られました。
その後、11の分科会に分かれて各報告に対して熱心な討議が行われました。
たつの市からは、以下の4本のレポートが報告されました。
(1)人権・同和小学-低
神部小学校「主体的に考えを深め、認め合い、響き合い、高め合う児童の育成」
(2)多文化共生と人権
東栗栖小学校「多様性を認め、自他の文化を大切にする児童の育成をめざして」
(3)地域における自主活動
たつの市民主化推進協議会新宮ブロック香島支部「自治会活動を通して地域の一員として、明るい家庭・地域づくりをすすめよう」
(4)人権文化の確立をめざす家庭・地域・職場づくりと啓発活動
たつの市民主化推進協議会龍野ブロック神岡支部「すべての町民の人権を守る、ふれあい・結びあいのできる神岡町を築こう」
学校教育と社会教育どちらの報告も参加者にとって大変有意義な内容であり、多くの共感を得ました。
問い合わせ先:人権教育推進課
【電話】64・3182
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