■「かまどごはん!」
たつの市食育推進連絡会議
公募委員 小林晴子さん
5月下旬、新宮こども園で開催された「かまどごはん」に参加しました。
新宮こども園に着くと、園庭には「かまど」が用意されていました。
かまどごはんとは、平成21年から希望する市内の学校園に、たつのハートごはんのスタッフが訪問し、実施されている食育活動です。
この活動に新宮こども園の5歳児25名が参加しました。持ち寄ったお米を一合桝で計量し、お米を研ぎ、30分水につけている間にクイズをしたり、朝食の大切さ、やる気スイッチについて学んだりしました。
「日本の給食の始まりは、ごはんかおにぎりか?」、はて、さて、どちらかな?正解は、おにぎりで山形県の鶴岡小学校が始まりだそうです。
いよいよ炊く工程へ。園長先生の点火、園児がうちわであおぎ、火吹き竹で空気を送り、45分後、おいしいごはんを炊くことができました。たつのハートごはんのスタッフが、「お米の粒が立っていて、つやつやのごはんができましたね。」と驚く程でした。
先生方、園児たち、たつのハートごはんのスタッフ、みんなで力を合わせて炊き上げたごはん。可愛い応援といっぱいの愛情が詰まった温かいごはんは、本物の幸福ごはんでした。
園児たちのキラキラした瞳や、先人の知恵と工夫を活かしたかまどで炊いたごはんのおいしさなど、どれもかけがえのない貴重な体験となりました。
問合せ:幼児教育課
【電話】64・3126
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