◆「海に学ぶ体験学習事業」~シーフードカレーのトッピング作りに挑戦~
市内小学校4年生を対象に「海に学ぶ体験学習事業」を毎年実施し、漁船の乗船体験や生きたままの魚を触る体験、魚介類の調理をしています。
まずは、室津漁港から出発し、30分ほどの乗船体験をします。漁港に戻ると、生きたままの魚を触る体験をします。海の周辺ならではの体験に、子どもたちは楽しんで活動していました。
次に、道の駅みつに移動し、調理体験をします。魚介類の調理では、魚の3枚下ろし、イカの短冊切り、エビの皮むきに挑戦します。「魚の口から小さなエビが出てきた!」「イカからスミが出た!」「エビのしっぽがきれいに取れた!」など、生きている姿のままから始まる調理では、さまざまな発見や喜びがあり、子どもたちからは多くの感動の声が上がります。
ゆっくりゆっくり慎重に魚を3枚に下ろす児童や、おそるおそる頭を落としたり、内臓を取り除いたりする児童など、普段できない体験に挑戦する姿が印象的でした。初めての体験に戸惑いながらも魚介類をきちんと切り身やむき身に調理できた子どもたちの表情は輝いていました。
その後は、食育グループの皆さんが作ってくれたカレーに、自分たちが一生懸命調理した魚介類をトッピングし、特製シーフードカレーが出来上がり、瀬戸内海からの風にふかれながら食べます。「めっちゃおいしい!」と口いっぱいに頬張りながら何度も何度もおかわりをする子どもたちの姿が見られました。
今後も、さまざまな体験を通してふるさと“たつの”を愛する心を育む活動に取り組んでいきます。
問い合わせ先:小中一貫教育推進課
【電話】64・3020
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