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自治体の皆さまへ

9月はアルツハイマー月間(認知症月間)

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兵庫県たつの市

◎世界アルツハイマーデー・オレンジライトアップ
9月13日(金)〜22日(日・祝)龍野城と、9月20日(金)〜22日(日・祝)醤油の郷大正ロマン館を19時〜21時の間ライトアップします。

■認知症は早めの気づきが大切です~知っていますか?認知症と軽度認知障害(MCI)~
◆認知症とは?
「認知症」とは、さまざまな原因により、脳の神経細胞の働きが徐々に悪くなり、記憶力や判断力などが低下して、社会生活に支障をきたしている状態です。
国の最新の推計値では、2025年には高齢者の約8人に1人、2060年には約6人に1人が認知症になると言われています。

◆知っておきたい主な認知症と特徴

※上記の他にも認知症の原因となる病気はあります。

◆認知症は早期発見が大切です!
認知症は、時間とともに症状が進行します。完治は難しい病気ですが、早期に発見して、適切な治療やケアを受けることで、症状を緩和できる可能性が高まります。
特に、軽度認知障害(MCI)の段階で発見できれば認知症への移行の予防や、症状の進行の先送りができますので、軽度認知障害(MCI)の兆候がないか下記のチェックをしてみましょう。

◆軽度認知障害(MCI)とは?
軽度認知障害(MCI)とは、認知症と同じような症状が見られることもありますが、日常生活に大きな支障はありません。この段階で生活改善や受診を行えば、認知症への移行を予防することが期待でき、認知症の新薬の使用など、治療の選択肢が広がります。

〇軽度認知障害(MCI)がないかチェック(一つでも該当すれば軽度認知障害の可能性があります)
□何度も同じ話や、同じ質問をする
□日付や曜日が分からなくなる
□頻繁に物を置き忘れたり、探しものをしている
□今までしていた家事や作業に時間がかかる
□趣味や人との付き合いなど外出することが億劫になる
□疑い深くなったり、怒りっぽくなったりする

◆認知症を予防する生活習慣
血管の老化(動脈硬化)を防ぐ食生活や運動習慣を身につけ、脳を刺激して活性化させる趣味や活動、人との交流がある暮らしが認知症を予防する上で重要です。
〇食事の工夫
・DHAやEPAなど不飽和脂肪酸を多く含む青背の魚(サンマやサバなど)を食べる。
・ビタミンCやβカロテンなど抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜(にんじん・トマト・ピーマンなど)を食べる。
・よく噛んで食べる。

〇運動する習慣を
・ウォーキング、ジョギング、水泳などの有酸素運動を行う。
・軽いスクワットなどの筋力体操を生活に取り入れる。
・いきいき百歳体操に参加する。

〇趣味を持つ
・新聞の購読や読書など、活字を読むことを続ける。
・囲碁や将棋など、頭を使う趣味を持つ。

〇社会参加を積極的に
・地域のイベントやボランティア活動などに参加する。
・体操や趣味の教室など、定期的に人と交流する。

◆軽度認知障害(MCI)の兆候や、もの忘れが気になったら、地域包括支援課へ!
軽度認知障害(MCI)などの兆候やもの忘れが多くなるなどの症状が見られる場合は、地域包括支援課にご相談ください。認知症地域支援推進員、保健師などの専門職が対応します。

〇相談窓口と当事者の集いの場
・もの忘れ相談
もの忘れ相談を奇数月に実施しています。もの忘れ専門医が、予約制・費用無料で個別に相談を受けています。

・認知症カフェ
認知症カフェは、誰もが気軽に参加できる「集いの場」であり、認知症の方やその家族が安心して過ごせる「地域の居場所」です。市内には7カ所の認知症カフェがあり、認知症の相談を受けています。

相談・問い合わせ先:地域包括支援課認知症支援係
【電話】64・3125
【FAX】63・0863

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