阪神淡路大震災から30年、能登半島地震から1年が経過しました。
また、令和6年8月8日および令和7年1月13日に日向灘を震源とする地震を受け、南海トラフ地震臨時情報(※)が発表されました。政府の地震調査研究推進本部によると、南海トラフにおける巨大地震の発生可能性として、30年以内に80%程度という数値が示されています。地震は「いつ」「どこで」発生するかわかりません。自分でできる防災の取り組みを進めていきましょう。地震が発生したときに大切なことは、「あわてず、まず身の安全を!!」。今一度、以下のことを確認しましょう。
※南海トラフ地震臨時情報とは、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。南海トラフ沿いで発生した異常な現象に応じて、キーワード(調査中、巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)を付して発表されます。臨時情報が発表された際は、国や県・市からの情報に注意し、防災対応をとることが重要です。南海トラフ地震臨時情報が発表されたときの防災対応はこちらをご参考ください。
◎気象庁「南海トラフ地震臨時情報が発表されたときの防災対応」
【URL】https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/nteq/bosai.html#kbosai
■緊急地震速報が鳴ったら
気象庁から震度4以上を予想した地域または長周期地震動(※)階級3以上を予想した場合を対象に、テレビ、ラジオ、携帯電話、スマートフォン、防災行政無線を通じて緊急地震速報が一斉配信されます。発表から揺れが発生するまでは数秒から数十秒です。情報を確認したら、あわてず、まず身の安全を確保しましょう。
※長周期地震動とは、大きな地震で生じる周期の長いゆっくりとした大きな揺れです。震源から数百km離れたところでも、高層ビルを長時間にわたって大きく揺らすことがあります。
◆地震発生《緊急地震速報》
あわてず、身の安全を!!
・屋内では、机の下などに隠れて頭を守る
・屋外では、ブロック塀・門柱の転倒、ガラス・瓦の落下など危険な場所から離れる
◇1~2分
火の元の確認、家族の安否確認
◇3~10分
テレビ、ラジオ、スマートフォン等で正しい情報確認
◇10分~数時間
隣近所の安否確認
家屋倒壊など危険があれば避難の判断
◇防災マップの活用
防災マップでは、地震・津波に関する情報、地震の震度分布を掲載しています。今一度、確認をお願いします。
■災害情報を入手するには
本市では、防災行政無線をはじめ、「ひょうご防災ネット」、「全国避難所ガイド」、「市公式ライン」などを活用し、情報を発信しています。登録していただくと、プッシュ通知で市の災害情報を受け取れますので、事前に登録をお願いします。
◆防災アプリ「全国避難所ガイド」
防災行政無線の放送内容をスマートフォンでも確認することができます。
※電話による自動応答サービスでも確認することができます。
【電話】63・5454
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※QRコードは広報紙P5をご覧ください。
◆ひょうご防災ネット
災害時に市の緊急情報を確認することができます。
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◆市公式ライン
平時には市の行事等の情報を発信していますが、災害時には市の緊急情報も発信しています。
・LINE
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問合せ:危機管理課
【電話】64・3219
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