文字サイズ
自治体の皆さまへ

【TOPICS_01 特にお知らせしたいこと】三田市のお財布事情令和4年度決算見込み

8/43

兵庫県三田市

※記載の決算見込みの内容は、9月の定例市議会に提出し予算決算常任委員会で審議されます。

■令和4年度決算
・収支は黒字でした
・借金は減りました
・貯金は増えました

三田市に1年間でどのくらいのお金が入って、どのように使われたのかをご存じですか?
今号では、令和4年度の財政状況(決算)についてお知らせします。
なお、数字は全て端数計算して表記しています。
※決算の詳細は、市HP(本紙掲載2次元コード)や財政課窓口でご覧いただけます。

■一般会計・特別会計
Q.決算はいくら黒字だったの?
A.一般会計と特別会計*をあわせて8.4億円の黒字でした
お金(財源)が不足する場合に使う貯金(財政調整基金)の取り崩しを行わず、黒字を確保しました。

*特別会計とは、対象事業が限定されている次の5つの会計のこと
(1)国民健康保険(2)公営墓地整備(3)駐車場(4)介護保険(5)後期高齢者医療

Q.借金はいくら減ったの?
A.借金は19.8億円減りました
小・中学校の大規模改修、消防車両の購入などのため、新たにお金を借りましたが、全体では返済が進み、借金の残高は、前年度より19.8億円、平成30年度末からは64.8億円減りました。

▽なぜ借金をする必要があるの?
・毎年の支出額を平準化させるため
建設事業費などの大きなお金を1年で払いきることは難しいため、借金をすることで、支出額の平準化を図ります。
・現在の市民と将来の市民の負担を公平にするため
今後も使う施設の費用を、現在の市民だけで負担するのではなく、将来施設を使うであろう市民にも負担してもらうため、分割で返済しています。

▽一般会計の借金(債務)残高の推移

Q.貯金はいくら増えたの?
A.貯金は8.9億円増えました
子どもの教育・子育て支援、新型コロナ対策など、特定の事業目的のために3.3億円を基金から取り崩しましたが、引き続き収入に見合った支出に取り組みました。
5年連続で貯金を増やし、公共施設の老朽化など将来の負担に備えています。

▽なぜ黒字なのに貯金を取り崩すの?
貯金は使う目的ごとに積み立てており、これを基金といいます。将来の大きな支出に備えて貯金しますが、その目的に合う事業があれば、必要に応じて対象の貯金(基金)から取り崩して使うことで、安定した財政運営を行っています。

▽一般会計の貯金(基金)残高の推移

■企業会計
三田市が自ら経営する公営企業3事業の会計です。令和4年度の決算をお知らせします。
(1)市民病院事業

収益的収支は、材料費や光熱費の高騰などによる費用の増加もあり、医業収支は若干悪化しましたが、国や県からのコロナ関係の補助金により、約5億4,391万円の純利益を計上しました。
資本的収支は、診療機能の向上を図るため手術ベッドや生理検査システムの更新を実施し、地域に安心をもたらす良質で高度な医療サービスの提供に努めました。

(2)水道事業

収益的収支は、給水人口が減少傾向にありますが、約4億911万円の純利益を計上しました。
資本的収支は、安全な水道水を安定的に供給するため、令和4年度は水道管路の布設替工事の他、配水池防水塗装工事などの施設更新や浄水場の機器更新などを実施しました。

(3)下水道事業

収益的収支は、使用料改定や企業債支払利息の減少などにより約1億7,859万円の純利益を計上しました。
資本的収支は、適正な機能維持を図るため、中継ポンプ設備更新などを実施しました。

※いずれの事業においても、資本的収支の不足額は内部留保資金(減価償却費など現金支出を伴わない費用計上によって生じた資金)で補てんしています。

問い合わせ:財政課(市役所本庁舎3階)
【電話】559-5018【FAX】563-1366

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU