■諦めない踏み出す一歩が次の誰かの一歩に繋がるから
▽ウッディタウンフェスティバル実行委員会委員長 小河内誠さん Makoto Kogouchi ゆりのき台
「諦めなければ必ず物事は成せる」―それが小河内誠さんの揺るぎない信念だ。これまでの人生や打ち込んできたスポーツの世界で挫折や苦労を味わいながらも、努力は結果に結びつくと身をもって学んだと言う。「一度きりの人生。一歩踏み出せば道は開ける」そう明快に語る小河内さんは、近年、行動する前にインターネットでリスクや苦労の情報を得て、諦めることの多い時代になったと感じている。「子どもには簡単に諦めないでほしい。それを言葉だけでなく行動で伝えたい」と、自らがまず一歩を踏み出し、挑戦を続けている。地域の活動もその1つ。「他人と違うことや新しいことを始めたい人の、想いや活動を積極的に応援できる地域になればいい」と奮闘中だ。地域での活動を始めたきっかけは、4年前の自治会の副会長就任だった。さらに昨年、自治会加入者が減りつつある現状を打破するため「自治会改革委員会」が発足し、小河内さん含め数人に白羽の矢が立った。「自治会って大変」というイメージを変え、住民が積極的に協力したくなる自治会へ向け尽力している。
小河内さんが目指すのは「楽しい場所」。「自然と人が集まり、意見が交わることで、価値観が広がる。さらに楽しくなり、次に続く人も出てくる」というサイクルが生まれる場所をつくることだ。また、そこを子どもたちも一緒に集う場にもしたいと考えている。「自分自身やふるさと、文化などに誇りを持ち、堂々と語れる人になってほしい。それが異なる価値観を持つ相手への理解と尊敬に繋がる。地域はそれを自然と学べる場所であってほしい」と。ウッディタウンフェスティバルは目標の実現に向けた新たな挑戦だ。個人・団体・事業者など、多様な人材の力を結集してつくりあげ、第1回は大盛況で幕を閉じた。「関わる全ての人が『よかった』と言えることが大切」と、すぐに成果と課題について話し合い、次に生かす準備も怠らない。
「まだ踏み出したばかり」と言う小河内さん。ゴールを見据えて進む力強い一歩一歩が、次に続く人たちの道となっていく。
■習い事のパパ友で10年来の友人 Anderson Jarred(アンダーソンジャレッド)さん
彼は献身的で、仕事が多忙でも子育てや地域に多くの時間を費やし、それを楽しめる人。常に前向きで絶えず挑戦する彼の熱意やビジョンは人をひきつけます。その力でイベントを成功に導き、ビジョンが実現可能だと証明しました。
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日時:12/19 15時10分~
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