■三田市民の命を守るため、歩を進める
三田市長 田村克也
昨年8月に市制施行65年の間で、初めて民間出身の市長として就任後、はや5カ月がたちました。未曾有の課題や難局を乗り切るため、市民の皆さまが私に期待されている新しい風を吹かせてまいります。また、二元代表制である市議会と市長がしっかり議論できるよう、市政運営の責任者として誠実に取り組んでまいります。
そして、昨年の三田市民病院の再編統合にかかる問題につきまして、市民の皆さまをはじめ市政に関わる多くの方々に、混乱を招きましたことを、深くお詫び申し上げます。
ここで改めて、市民病院再編統合計画の再開を決断した理由をお伝えします。
(1)三田市民病院職員百数十名と面談することで知り得た三田市民病院の現状
(2)地域医療市民会議(結果報告は12頁ページ)での救急医療を含む急性期医療の維持・充実を望む声
(3)医師派遣元である神戸大学医学部附属病院からの助言や県内で再編統合を行った病院を視察
これらを踏まえた上で現在地で急性期医療体制を存続することは不可能であると判断しました。この判断は、何より三田市民の命を最優先にした結果です。今後とも、市民の皆さまの不安を解消できるようしっかりと情報発信を行ってまいります。
最後に、子どもはまちの宝、子どもはまちの元気を生み出し、地域経済も活性化させる力があります。私は、子どもを核としたまちづくりを実現するとともに、しっかり先を見据え、前を向き未来のある「明るい三田」「元気な三田」を市民の皆さまと一緒に創っていきます。
■Mayor’s Photo Diary
12月1日:警察と消防による年末警戒合同発隊式(はつたいしき)に出席し激励訓示を行いました(市役所風の広場)
12月9日:やよい幼稚園創立30周年記念式典に招かれあいさつしました(県立人と自然の博物館)
12月15日:三田国際マスターズマラソンに出場する姉妹都市3カ国のランナーと関係者が市役所などを訪問
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