【Mayor’s Letter】市長田村克也のお手紙届けます。

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■「今」に全力を尽くす
三田市長　田村克也

2月に厚生労働省が公表した実質賃金では、2年連続のマイナスになり減少幅も拡大しました。物価高騰に名目賃金が追いついておらず、非常に厳しい経済状況が続いています。一方で、大企業の業績では過去最高益を更新する企業も多く、実態社会とのズレや矛盾が多い社会になっていると感じます。
そのため、社会・経済情勢をしっかりと見極めながら、多くの課題解決と市民生活に寄り添った市政運営が大切であると考えています。
私は市長に就任してから意識して使っている言葉があります。それは江戸時代の名僧沢庵禅師(たくあんぜんじ)が引用されていた「前後際断(ぜんごさいだん)」です。この言葉は、「過去を引きずらず、また、未来を憂うことなく今(現在)に集中する」という意味があると言われています。
予算編成に際して、さまざまな課題が見えてきましたが、行政の継続性を考慮した上で、今目の前にある課題を先送りすることなく、しっかりと向き合い、一つ一つ着実に取り組んでまいります。

■Mayor’s Photo Diary
1月29日：松が丘小学校6年生の授業を見学し、1年生の児童と県内産の食材を使ったふるさと給食を食べました
1月31日：災害が発生した場合の対応などを関係機関と話し合う防災会議・水防協議会で議長を務めました
2月4日：三田ビール検定合格者のつどいで合格バッジを贈呈し、成績優秀者を表彰(キリンビール神戸工場)
2月7日：自衛隊兵庫地方協力本部と合同で自衛官募集相談員の委嘱式を行いました
2月9日：さんだ生涯学習カレッジ卒業式に出席。研鑽さん意欲への敬意と活躍への期待を込め祝辞を贈りました
2月14日：能登半島地震の家屋被害認定支援のため石川県珠洲(すず)市に派遣した職員4人から報告を受けました