―学生×地域―
社会との関わりで見える景色
子どもが自分で未来をつかむために
■ほーみーりんく
川端圭悟(かわばたけいご)さん 関西学院大学4年生
「子どもの居場所を作りたい」という想いから、ゆりのき台小学校を拠点に活動しています。主に、夏まつりの運営参加やイベント実施を行っており、イベントでは毎回テーマを設け、「何かを作り上げる体験」ができることを意識し、実施しています。
活動のきっかけは、自分自身が「将来の選択肢の少なさ」を感じた経験から。離島育ちで、高校卒業後に就職を選択する同級生が多い中、大学進学のため三田へ。三田の子どもたちにとって、市内に大学があることは強み。「どんな人がどんな勉強をしているのか」を知り興味を持つことで選択肢が増えれば―将来への可能性は自分自身で広げられることを伝えたいです。
活動のモチベーションは、保護者から「見たことない笑顔で帰ってきた」と言われたとき。これからも第3の居場所、そして子どもたちの社会との接点として、活動を広げていきたいです。
■学生の活動を支える地域の大人
江田貴子(えだたかこ)さん(ゆりのき子どもネットワーク)
▽若者のやりたい!を実現できる地域に
学生ならではの発想やつながりを駆使し、真面目に粘り強く活動する姿に、「今たくさん挑戦してほしい」と願い応援しています。また、子どもへの効果だけではなく、「ゆりのき台」という舞台で失敗と成功を繰り返し成長する彼らから、大人の私たちも刺激を受けています。三田での4年間が彼らの人生の次のステップにつながればうれしいです。
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