【特集】三田市の表彰(2)

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〔自治功労〕山口信夫(やまぐちのぶお)さん=天神(てんじん)=
三田地区の北区区長を務め、令和元年から三田市区・自治会連合会役員として活躍。また、地区に伝わる神楽の継承にも尽力され、住民意識の醸成に大きく貢献されました。
結婚を機に三田に転入してきた私を地域とつないでくれたのが、自治会の活動でした。苦楽を共にする仲間がいてくれたから、課題に直面したときも、地域のためにという熱意に変えて楽しく頑張ることができました。これまで支えてくれた人たちや最初に自治会に誘ってくれた人への感謝とともに、かけがえのない人の輪をくれた地域にお返しができた幸せを感じています。

〔福祉功労〕秋山泰祐(あきやまたいすけ)さん=大原(おおはら)=
平成22年にトーカン寿(す)こやかクラブ(老人会)を立ち上げ、13年間の長きにわたり会長としてクラブ維持運営に尽力し、住民の連帯意識の醸成に大きく貢献されました。
郵便局を退職し「次は地域のために何かしたい」と、クラブを立ち上げました。当時、自治会内にまだ他の組織がなく、予算もノウハウもない状態でのスタートでしたが、活動を通じて仲間意識が醸成されました。その仲間たちが地域の中心となって活躍し、住民同士が助け合える環境や、世代を超えた触れ合いの輪を広げることができ、うれしく思っています。

〔産業功労〕植井敏人(うえいとしひと)さん=西野上(にしのがみ)=
平成13年から商工会総代、19年から商店連合会理事や広野商店会の会長などを務め、産業や商工業の発展に尽力され、地域の活性化に大きく貢献されました。
広野商店会が開催する花火大会は、おかげさまで今年30回目を迎えます。続けるうち規模も大きくなり、地域内外を問わず、多くの人が楽しみにしてくれる一大行事になりました。これまで大きな事故や悪天候にみまわれることなく続けてこられたことが何よりの喜びです。周りの皆さんの協力あっての賜物と感謝しています。地域の一員として生涯関わり続けていきます。

〔産業功労〕西村欣祐(にしむらよしひろ)さん=三輪(みわ)=
平成元年に老舗和菓子店「(株)西村清月堂(せいげつどう)」代表取締役に就任(現在は会長)以降、多くの三田銘菓を製作。工芸菓子の第一人者としても活躍され、伝統の継承や産業の発展に大きく貢献されました。
お菓子づくりは人を笑顔にできる平和産業。この道一筋に、好きな仕事を楽しく続けて来られました。ずっと支えてくれている大切な従業員たちに感謝しています。また、後継者の育成にも取り組んできました。弟子たちが皆、仕事を好きになり、目的や夢を持って仕事を続けてくれていることがうれしいです。これからも微力ながら業界の発展のため頑張ってまいります。

■さんだチャレンジャーズアワード
昨年度にスポーツや文化活動などにおいて、チャレンジ精神をもって取り組み、市民に夢や希望を与える活躍をされた個人・団体に、その功績をたたえるとともに、今後のさらなる活躍を期待し贈られる賞です。
▽本年受賞された8人・1団体のご紹介
※詳しくは本紙をご覧ください。

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