■公民連携で新たな魅力を創る
三田市長 田村克也
8月8日に宮崎県沖の日向灘(ひゅうがなだ)で起きたマグニチュード7・1の地震を受け、気象庁は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。三田市でも最大震度5強が想定されています。臨時情報は解除されましたが、引き続き日頃の備えを万全にしていただきますようよろしくお願いします。
さて、パリオリンピックで日本代表が与えてくれた興奮と感動が冷めないなか、引き続き開催されるパラリンピックに三田市在住の北浦春香選手が出場します。3回目の出場となる北浦選手の活躍を皆さんと共に応援したいと思います。
また、新企画のレーザーマッピングやナイトバブルショーなどを行った三田まつりに7万2千人が来場され、野外活動センターは既に約8千人が利用されています。私も来場者の声を聴くなどし、三田の夏を満喫される姿を拝見しました。野外活動センターの今後の方向性は意見交換会やアンケート調査などを行い、運営への反映を考えてまいります。
次に公民連携の取り組みについて、8月に神戸大学と包括連携協定を締結しました。これまでの連携事業に加え、医療、農業、産業、教育など多くの分野において、産官学で地域課題に対応できる包括連携協定です。また、9月10日~16日の「自殺予防週間」に向け、兵庫ブルーサンダーズ(女子野球チーム)の選手出演によるメッセージ動画を制作しました。
最後に、財政構造改善の考え方について今月号でお知らせしています。「こどもを核としたまちづくり」を進めるために必要な財源を確保し、将来に向けても安定した財政を維持することが目的です。予算と決算の大きな乖かい離りを見直すなど、事務事業の最適化を重点に財政構造の改善を進めていきます。
■Mayor’s Photo Diary
7月30日:パリ2024パラリンピック競技大会の車いす陸上女子100m(T34)に出場する北浦春香(きたうらはるか)選手を激励
7月30日:7月に再開所した市野外活動センターを視察。利用者の皆さんに直接ご意見などをお聴きしました
8月9日:神戸大学と包括連携協定を締結。地域医療をはじめ多様な地域課題の解決に共に取り組みます
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