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学校自慢 vol.27

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兵庫県三田市

■つつじが丘小学校
「昔ながらの方法でお米作り」

つつじが丘小学校は、平成3年に開校し、426人でスタート。多いときでは1300人まで児童数が増えた時もありました。
今回は「住吉クラブ」さんからお米作りを学ぶ3年生の皆さんに、つつじが丘小学校の自慢を聞きました。

▽一からお米作りを学ぶ
「私たちはお米作りを学んでいます!」―つつじが丘小学校では、児童に農業に親しんでもらおうと、25年程前から毎年、住吉クラブさん協力のもと一年を通じてお米作りを学んでいます。
6月に大川瀬にある田んぼで田植えをしました。水が張られた田んぼに素足で入り、腰をかがめながら丁寧に苗を植えます。「冷たい!」という声も上がり、泥の感触にびっくりしたけれど、「おいしいお米になってね」と願いを込めて苗を植えました。
9月になると苗が成長して、稲刈りの時期に。最初は鎌の使い方が難しくてちょっと苦戦したけれど、慣れてくると友だちと競いながらどんどん刈りました。
10月はいよいよ脱穀ともみすり。乾いた稲を脱穀して、もみすりを終えたら、ついにお米が完成!お米を家に持って帰り、家族と一緒においしく食べました。
住吉クラブさんも言っていたけど、昔は全部手作業。すごく大変なことが分かりました。
▽稲わらでリース作りに挑戦
お米作りの締めくくりは、稲わらを使ったリース作り。友だちと協力して束ねた稲わらをねじねじ。円形に形を整えたらキラキラのモールを巻きつけて完成!「円形にするのが難しかった」「飾りを付けたら可愛いリースになった」など楽しく活動できました。
最後は、1年間お世話になった住吉クラブさんに、みんなで感謝を伝えました。

▽お米作りを教える「住吉クラブ」代表 堀和久(ほりかずひさ)さん
つつじが丘小学校で約25年間にわたりお米作りを教え続けています。子どもたちの「楽しかった」「おいしかった」の声に支えられ、この活動はすっかり学校の伝統となりました。
子どもたちが昔ながらのお米作りを学ぶことで、昔の人たちの努力や普段食べているお米のありがたみを感じられる、貴重な体験の機会を守り伝えていきたいです。

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