三田市が「公民連携(こうみんれんけい)」の手法を活用し、まちづくりを進めていることをご存じでしょうか。
公民連携とは、「行政と民間事業者がそれぞれの強みを活かして協力し、社会課題の解決を目指す取り組み」のことです。日本において、少子高齢化や人口減少などが進む中、これまでの行政と民間事業者の垣根を超えた「公民連携」によるまちづくりが必要です。
今回の特集では、なぜ公民連携が必要なのか、公民連携が市民の生活にどのような効果をもたらすのかなどを紐解いていきます。すでに動き出している「公民連携」によるまちづくりを聞いて、知って、実感してください。
◎公民連携推進課シンジン
僕と一緒に公民連携について知ろう!
○公民連携推進課センパイ
私が解説をするよ
◎三田市になぜ公民連携が必要なの?
例えば、こんな困りごとがあるとき…
・スマホの使い方が分からない
・1人で住む祖父母が心配
・道路の草がすぐ伸びて見通しが悪く、景観もよくないな
・子どもたちに、いろんな学びや経験をしてほしい
■この課題、公民連携で解決!
▽こうみん未来塾の実施
市内企業や専門機関による子どもたちのための学びの場を提供
▽環境に配慮した防草対策
放置竹林から作った竹チップを活用!
▽事業者による高齢者の見守り支援
配達や営業の際に安否確認!
▽キャリアショップが実施するスマホ教室
キャリアショップでスマホの基本的な使い方が学べる!
○業務の委託ではなく、市の課題に共感し、ノウハウや経営資源がある民間事業者と連携することで、課題解決を目指すよ
◎なるほど!
○市と民間事業者がお互いの特徴を生かしながら、多様化する市の課題をともに解決していくために「公民連携」が重要なの
◎だから、今後も公民連携を進めていく必要があるんだね
○目的の実現のために、今年度結んだ連携協定の一部を次頁で紹介するよ
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