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自治体の皆さまへ

【特集】安心して暮らせる三田を守るために 新病院の整備へ(3)

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兵庫県三田市

■今のまま維持するなど、お金がかからない方法はないの?
新病院を整備せず、現在の場所・体制で市民病院を維持し続けた場合、医療人材の確保が困難となります。その結果、経営の悪化などで病棟を閉鎖せざるを得なくなるなど、地域医療の質と量の確保ができなくなります。次の世代の人々が、三田市で安心して暮らし続けていくために、新病院の設立は必要不可欠です。

■跡地活用
▽現市民病院
6年7月に策定した「現三田市民病院跡地活用基本方針」に基づき、新病院の受け皿となる回復期医療や外来診療の提供を基本としつつ、跡地活用事業者の選定を進めていきます。
詳細は市HPをご覧ください(2次元コードは本紙をご覧ください)

▽現済生会兵庫県病院
医療機能を残すことを最優先に検討が進められています。

■とはいえ、521億円は莫大。市の財政は大丈夫なの?
新病院の整備費は、基本構想での試算では254億円でしたが、物価や人件費の高騰により、521億円まで大幅に増大しました。市の財政への影響は大きく、将来の財政見通しの更新が必要となりました。
そこで市は、新病院整備費の高騰などを踏まえつつ、社会の変化に適切に対応し、市が実施すべき施策や事業を推進できる財政を維持するため、今後10年間の対応を定める「未来への財政ロードマップ」の策定を進めます。(詳しい内容を8頁(ページ)で紹介します。)

■交通アクセス
患者や家族など、全ての利用者にとって望ましい交通アクセスを整備します。また、移転により利便性を大きく損わないよう、地域特性を考慮します。
▽公共交通
・交通事業者と連携し、公共交通サービスの向上や利用促進を図ります。
・補完としてシャトルバスの運行も検討します。
▽自動車
・新病院周辺の道路交通への影響を考慮し、必要な交差点や道路を整備します。
・救急車と患者・家族などの自家用車の導線を考慮し、乗降場所や駐車場を整備します。

■スケジュール
12年度の開院を目指します。

新病院に関する問い合わせ:地域医療推進課
【電話】565-8620【FAX】565-8633

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