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公(コウ)共施設マネジメントを知る —第3弾— シセツのコレカラ

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兵庫県三田市

今年度は、2度の特集で「公共施設マネジメント(公マネ)」についてお知らせしてきました。第1弾の8月号では「市民サービス向上のために機能を重視」していくこと、第2弾の12月号では「受益者負担の考え方」についてお伝えしてきました。
第3弾となる今月号では、今後の公共施設の基本的な考え方と個別施設の方向性を具体的に整理した「三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針中間見直し版(案)」についてお伝えします。

■公共施設マネジメントって必要なの?
市の施設は、こんな課題を抱えていたチュ!
・ニーズに合わない
・税金での負担大
・人口規模に合わない
・施設が老朽化
・お金がかかる
▽人口規模や財政状況に応じて持続的に維持ができる施設の規模へ見直す考え方について

広報誌令和6年8月号アンケートより

▽公共施設マネジメントの取り組みについて

広報誌令和6年8月号アンケートより

8月号でのアンケートではこんな回答をもらったチュ
みんなも公マネが必要だと思ってくれてるニャ!
長期的な財政負担を少なくするためにも大切だチュ!

■公共施設マネジメントが目指す方向性
つまり、今後はどうなるニャ?
建物と機能を切り分け、機能を重視するチュ!
そういえば、スマートフォンの例で説明してたニャ!
〔これまで〕1つのものに1つの機能
・カメラ
・電話
・パソコン
・ゲーム
・財布

〔現在〕1つのスマートフォンにさまざまな機能

そうだチュ!1施設1機能から、施設の多機能化などを考えてるチュ
ニャるほど!便利だニャ~

そうやって、これからの時代に合う施設にしていくチュ
もっと素敵な施設へと充実していくニャ?
そうチュ!そうやって施設の数もコントロールするチュ!

▽現在、別々の施設で提供されている同種または異なる機能・サービスを1つの施設でまとめて提供する考え方について

広報誌令和6年8月号アンケートより

アンケート回答ありがとうだチュ
みんなが便利な施設を目指すチュ

・施設の総量は縮小するけど、提供するサービスの質は充実
「縮充」を目指すでチュ!

■今後、それぞれの施設はどうなる?
対象の施設(152施設)を今後の役割や課題に応じて、以下の項目に分類し、施設の縮充に向けて、取り組みを進めていきます。
(1)公共施設の機能を廃止・一定の条件で廃止する施設
公共施設(建物)としては、廃止または一定の条件で廃止とし、今後も必要な機能について整理します。
(2)施設の最適化(縮充)に向けてさまざまな手法に取り組む施設
縮充の理念のもと、各施設の役割や課題に応じた整理を進めます。
▽統合を前提とする施設
規模などが過大となっている施設を、サービスの質と量を踏まえて整理します。
▽管理運営手法の見直しが必要な施設
サービスや管理・運営方法などをこれからのニーズを見据えて整理します。
▽まちづくりの方向性を踏まえた判断が必要な施設
教育など市全体の政策の観点からあり方を整理します。
(3)機能充実と適正な維持保全を図っていく施設
不具合などへの対応や計画的な保全を行い、サービスの向上に取り組みます。
(4)個別施設の方向性に基づく取り組みにより所期の目的を達成した施設
すでに公共施設として廃止しましたが、跡地の活用などに適切に関わります。

問い合わせ:公共施設マネジメント推進課
【電話】559-5113【FAX】559-1254

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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