―学生×地域―
まちを知る。好きになる。三田の学生を地域の英語人材に
■学生団体Seeds(シーズ)
酒井愛奈(さかいあいな)さん 関西学院大学3年生
「インバウンドで三田を盛り上げたい」という想いで活動を開始!主な活動は、観光客をターゲットにしたイベント企画。最近では、多国籍の人がBBQで交流できるイベント「三田万博」を市内事業者と開催しました。
自治体や関係団体、外国人に聞き取りを重ねる中、市内でインバウンドの受け入れ体制―特に語学力が不足していることが浮き彫りになりました。一方、学生には企業などが英語人材を求める中、学んできた英語を実践で生かす場面が少ないという課題があります。だからこそ、学生の語学力を生かして、海外からのお客さんへ対応することができれば、双方の課題を解決できるのではと考えています。
また、学生が活動を通して、三田に深く関わることで、まちへの愛着が増し、「三田にずっと残りたい」「もっと知りたい」と思う学生が少しでも増えてくれるサイクルにつながれば、うれしいですね。
■学生の活動を支える大人
中西孝之(なかにしたかゆき)さん(株式会社かさや)
▽学生を中心に市が1つになれば
酒井さんとインバウンド獲得に取り組んでおり、いつも彼女の「自ら一歩を踏み出す力」に驚かされます。三田には若者への協力を惜しまない大人がたくさんいます。この風土を利用し、学生が描いたまちの姿に向け、生き生きと活躍することでまちが活気づき、新たな魅力を生み出すことを期待しています。
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