令和4年度決算報告(2)

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■基金
基金は家計の預貯金にあたるもので、歳入から歳出を引いて残ったお金(剰余金)があった場合などに積立し、災害対応など臨時的な出費や財源不足が見込まれる場合に取り崩して事業費に充当します。令和4年度は、一般会計において予算調整のために財政調整基金を取り崩さなかったことや有価証券売払運用益により、基金残高は前年度から2億7,966万円の増となる10億4,117万円となりました。

■町債
町債は建設事業など大きな事業をするために借り入れをするお金のことです。
令和4年度は町債の定期償還に加え、繰上償還を行ったことにより前年度から2億6,186万円の減となりました。

■健全化判断率
健全化判断比率は、地方公共団体の赤字や借金返済の状況、将来に負担が見込まれる実質的な負債の大きさを指標化したものです。令和4年度決算では、すべての指標が国の基準値を下回る結果でしたが、実質公債費比率や将来負担比率は県平均や全国平均と比較して高い水準であることから、今後も数値改善に向けて取り組んでいきます。

※実質赤字比率、連結実質赤字比率は、黒字であり比率がないため「-」で表示
※資金不足比率は、資金不足額がないため「-」で表示

■地方消費税率引き上げ分の使いみち
平成26年4月1日から消費税率が5%から8%に、令和元年10月1日から10%に引き上げられたことに伴い、地方消費税交付金の増収分は、その使途を明確化し、社会保障施策に要する経費に充当することとされています。令和4年度一般会計での地方消費税交付金(社会保障財源化分1億7,907万円)のうち社会保障施策経費への充当は次のとおりです。

■都市計画税の活用
都市計画税は、土地区画整理事業などの都市計画事業に要する経費に充てることを目的とする税金です。
令和4年度の都市計画税7,472万円は下記の都市計画事業費の財源として充当しました。

問合せ：財政管理課財政係
【電話】52-1118