■地域おこし協力隊(新規就農事業)の岡部強志(おかべつよし)です。
4月着任早々より、かわいい子ヤギ3頭(オス2頭、メス1頭)が産まれ賑やかなスタートを切ることができ、町内外からたくさんの見学者に子ヤギたちとのふれあいを楽しんでもらえました。また町内のイベントや事業者さんとコラボレーションし、出張ヤギふれあい体験やヤギ除草を通して地域活性の活動を知っていただけました。
この秋には、ヤギの冬場の餌不足解消のための牧草作りや計画的に搾乳可能なヤギの頭数を増やすための種付けにチャレンジしました。
今後の展開ですが、ヤギを用いた循環型農業を目指していきたいと考えています。町内にある耕作放棄地をヤギ除草で使える状態にし、ヤギ糞堆肥を用いて野菜や牧草を作り、自然農法でできたこれらの生産物を食べたヤギからミルクをいただく。またヤギ糞堆肥を活用していくサイクルを確立しエコかつ安全な生産物やミルク製品を作っていきたいと思います。
■地域おこし協力隊(観光等情報発信事業)の野邉友紀(のべともき)です。
上郡に移住し、約半年を過ごしましたが、居住地である鞍居地区をはじめ、上郡町のみなさんとの温かい交流のおかげで、少しずつ生活にも馴染めてきました。4月から観光や地域イベント企画をSNS(インスタグラム)を使い、情報発信を行っています。鞍居地区を中心にモロヘイヤやクライモモ、金出地ダム自然植物公園でのイベント、赤松地区では田植え、上郡地区ではひがし蔵でのイベントなど、地域のみなさんの根強い活動に参加しました。また、賑わいづくりに向け、町外からの観光客誘致や上郡で活動する方々の活動が益々発展することを願い、ひがし蔵にて「蔵祭―KURASAI―」を開催しました。多くの方々と夏の良い日を過ごすことができました。そのほか、上郡町の暮らしや関りがより豊かになることを望む人が集まり、ゆるくつながりカタチにしていく「上郡未来セッション」も11月22日で5回目の開催になります。今回の開催地となる「さとラボ」という地域のよりどころになる建物のDIYワークショップも今後随時開催します。この文章をお読みの皆様とともに活動していけると嬉しいです。
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