皆さまには、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は元日の能登半島地震に始まり、各地で地震や豪雨災害、記録的な猛暑に見舞われた年になりました。播磨地方でも4月16日に、広範囲にわたって雹(ひょう)が激しく降り、建物の屋根、自動車などに多くの被害が発生しました。
令和7年はどうか平穏無事な1年であってほしいと強く願ってやみません。しかし、自然災害はいつどこで起こるかわからないという意識を常に持ち、災害に備えることがとても重要です。
一昨年の1月24日の夜、集中的な積雪によって電車の通常運行ができなくなり、JR上郡駅で多くの乗客が長時間足止めを余儀なくされました。大切な生命を守るために町として何ができるかJR西日本と協議を重ねた結果、昨秋に、上郡町とJR西日本との間で「大規模な鉄道輸送障害における帰宅困難者の対応に関する協定」を締結することができました。今後、帰宅困難者が発生した場合には上郡町駅前公民館と役場第2庁舎で受け入れるというものです。このような取組は近隣自治体では初となります。ご協力いただけることになった駅前自治会の皆様には心から感謝を申し上げます。
表紙では、コウノトリの巣塔が住民の主体的な取組によって完成した様子を紹介しました。コウノトリのペアが巣作りをして、赤ちゃんが育つ姿を心待ちにしています。
上郡町長 梅田修作
町ホームページ内の「町長の部屋」からも情報を発信しています
スマートフォンなどで本紙右の二次元コードを読み取ると表示されます
<この記事についてアンケートにご協力ください。>