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市長・林時彦の時を駆ける

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兵庫県丹波市

■高校の魅力向上を積極的に応援します
近年、少子化の影響により、全国的に高校の統廃合が進んでいます。市内の高校も定員割れになることがあるなど、厳しい現状です。生徒数の確保につなげるためにも、それぞれの高校の魅力を磨き上げ、特色のある学校にしていくことが重要です。
そんな中、氷上西高校では部活動に対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ部」を新たに設けることになりました。「eスポーツ」の世界の競技人口は1億人を超えるといわれています。国内でも若い世代を中心に人気が広がっており、ファンの数は令和7年に、1,200万人を超えるという予測もあり、平成30年からは、高校生を対象にした全国大会も開かれています。
ただ、ゲームが部活動になるのかという疑問もあるかと思いますが、文部科学省では部活動について多様な生徒が活躍できる場であることとしています。県教育委員会も「eスポーツ」は、体力や障害の有無に関係なく少人数でもできる競技だとして、部活動としての役割を期待できるとしています。
市では独自の交付金を新設し、こうした取り組みにかかる備品の購入や活動に必要な費用を支援して参ります。他の県立2高校でも同じ交付金制度を使い、特色ある学校運営を支援したいと考えています。
市内の高校生は、一昨年のモンブランで世界記録に挑んだプロジェクトの企画や昨年のランタンフェスティバルの企画など、市を盛り上げる大きなエネルギーを持っています。これからも彼らがのびのびと活動し、魅力ある活動ができるよう応援していきます。

丹波市長 林 時彦

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