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令和5年度 施政方針

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兵庫県丹波市

■「市民と企業が元気な丹波市をめざして」
「子どもたちに帰ってこいよと言えるまちづくり」に向けて、令和3年度は基礎固めの年として位置づけ、しっかりとした土台を築き、令和4年度では、「帰ってこいよのまちづくり」につなげる奨励策などの具体的な施策につなげてまいりました。
これまでの2年間において行ってきた様々な取組について、少しずつではありますが、成果が表れ始めてきたと感じております。一つの事例を申し上げますと、昨年の1年間で、丹波市が誕生して以来はじめて転入者が転出者を上回る、転入超過となりました。令和5年度は、これまで取り組んできた市政運営の基本的な考え方「市民が暮らしやすい丹波市」「子育て世代・現役世代が魅力的に感じる丹波市」「帰ってこいよ・帰ってきたいと声かけ合える丹波市」「子どもを産み育てる喜びあふれる丹波市」の視点を踏襲しつつ、それらの取組に新たな創意工夫を凝らし、まちづくりをさらに前に推し進めてまいります。

(1)「市民が暮らしやすい丹波市」
脱炭素社会に向けた環境にやさしいまちづくりに取り組みます。地球温暖化による気候変動は、世界的な問題であり、私たち一人ひとりが身近な生活環境の問題として認識し、丹波市全体で地球温暖化対策に取り組む必要があります。地球規模の課題である気候変動の解決および脱炭素社会の実現に向けた取組を着実に進めてまいります。

(2)「子育て世代・現役世代が魅力的に感じる丹波市」
デジタル技術を活かした暮らしやすく魅力あるまちづくりに取り組みます。暮らしを豊かにしていくために、市民生活や社会経済活動に大きくかかわるのがデジタル技術です。昨年12月に策定した「丹波市DX推進計画」に掲げる『+デジタルで、「快適・便利なまち」丹波市へ』を合言葉に、市民生活の中にデジタル技術の導入を図り、暮らしの価値や利便性を高めるまちづくりを進めてまいります。

(3)「帰ってこいよ・帰ってきたいと声かけ合える丹波市」
移住・定住の促進や関係人口による交流あふれるまちづくりに取り組みます。人口減少のサイクルをできるだけ早期に好転させるためには、人口構造の若返りを見据えた人口政策の強化が必要です。特に過疎地域への人口誘引や関係人口増加に向けた取組など、さらなる人口政策を進めてまいります。

(4)「子どもを産み育てる喜びあふれる丹波市」
出産しやすい、子育てしやすい環境のまちづくりに取り組みます。人口増の流れを人口政策の好循環につなげていくためには、丹波市の未来を担う子どもたちの健やかな成長をより一層支援し、すべての子育て世帯と子どもたちが安心して暮らせる環境や仕組みづくりが必要です。「帰ってこいよと言えるまちづくり」の実現に向けた重要施策として位置付け取り組んできた少子化対策・子育て支援のさらなる充実を図ってまいります。

※施政方針全文は市ホームページに掲載しています。

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