タバコが身体に悪いことは知っていても、なかなかやめられない。それは意思が弱いのではなく、タバコに依存性があるためです。
タバコの依存性は大きく分けて2つあります。1つは喫煙することでリラックスしたり、頭がさえるなどといった過去の体験に頼る精神的依存。もう1つは、ニコチンの作用によるニコチン依存です。それに加え、日頃の喫煙習慣も加わり、やめにくくなってしまうのです。
禁煙を試してみた人の中には、イライラしたり不安になったりという経験をしたことがある人も多いでしょう。これは、血液中のニコチンが切れたことによる離脱症状です。この症状から逃れるために、再度タバコを吸ってしまうことが、禁煙失敗の大きな原因です。
喫煙している人が禁煙に成功するためには、ニコチンの離脱症状をどうやって断ち切るかがポイントになります。離脱症状を和らげるために、ニコチンパッチなどの代替用品を処方している医療機関もあります。一度かかりつけ医に相談ください。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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