■市内で活動する大学の支援に取り組む 鈴江 瞭平(りょうへい)さん
経歴:徳島県出身。東京の商社が北海道で運営する牧場で乳牛や羊の飼育を担当。羊の飼育と丹波栗生産の両立を志し、丹波市へ移住。
任期:令和5年4月~
昨年4月に丹波市に来てから早くも一年近くが経とうとしています。今年度は主に、大学が丹波市内で実施するフィールドワークへのサポートや情報収集、発信を行ってきました。私が把握するだけでも年間で200人以上の大学生、大学教員の方が丹波市を訪れ、各専門分野でフィールドワークや研究を実施しています。外部の専門家や多世代との交流、協働が市内各地で起きることは将来を考える上で重要だと考えています。
私は活動内容や成果を丹波市や大学の方に知ってもらうことが、丹波市と大学のより多様な連携のきっかけになると考え、定期的にFacebook(フェイスブック)で情報を発信しています。どんなかかわり方ができるかを知ることで、地域や大学から新たに「一緒にやってみたいこと」が生まれて欲しいと思います。そうしたアイデアが適切な人や場所につながることができるようサポートしたいと考えています。
また、この1年間私自身が丹波市のことを知るために多くの方にお話を聞かせていただき、こちらに来る前には知らなかった魅力的な方々と出会うことができました。各地域のイベントに参加したり、丹波栗栽培に取り組んだりと忙しくも楽しく過ごすことができました。ここにいることを楽しみながら、今後も丹波市の魅力を様々な形で伝えたいと思っています。
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