【特集(1) 】 令和6年度の予算(2)

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■令和6年度　重点施策
市政運営の柱となる4つの重点施策に基づく、主な事業を紹介します。

◆[重点施策1]市民が暮らしやすい×丹波市　大切なふるさとの環境を守る脱炭素化の推進
令和4年12月に丹波市ゼロカーボンシティ宣言を表明しました。2050年温室効果ガス排出量の実質ゼロ、脱炭素社会の実現に向けた取組を着実に進めていくため、身近に取り組む「丹波市ゼロカーボンアクション」の啓発を行い、省エネ化・再生可能エネルギーの利用促進の機運醸成を図ります。
※丹波市ゼロカーボンアクションについてはホームページを確認ください

○[新規]たんばゼロカーボンアクションプロジェクト　774万円
・事業内容
丹波市ゼロカーボンアクションの啓発や市民・事業者向けに「デコ活」イベントなどを随時実施します。また、地球温暖化対策講演会を開催するほか、市指定燃やすごみ袋をバイオマスプラスチック配合のごみ袋に切り替えを行います。
・デコ活とは?
脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動の愛称です。二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む「デコ」と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。

○そのほか
[新規]プラスチック製品の分別収集・再資源化(1,006万円)
[拡充]環境に配慮した林業施策の推進(8,270万円)など

◆[重点施策2]子育て世代・現役世代が魅力的に感じる×丹波市　+(プラス)デジタルで、快適・便利なまちの推進
窓口の業務改革やマイナンバーカードを活用した手続きの簡素化に向けた取組を開始します。また、キオスク端末の設置(本庁舎)により各種証明の発行ができるよう整備します。

○[継続]「書かない窓口」の実現に向けた取組　3,653万円
・事業内容
丹波市DX推進計画に基づき、市民サービスのデジタル化を推進するため、令和7年度に「行かない、待たない、書かない窓口」の導入を予定しています。マイナンバーカードを活用した行政手続きの簡素化や、本庁舎へのキオスク端末の設置による各種証明の発行など、デジタルを活用し市民の負担軽減と業務の効率化を図ります。

○そのほか
[新規]対象20業務の標準準拠システムへの移行開始(2億647万円)
[新規]電子決済システムの導入(9,242万円)など

◆[重点施策3]帰ってこいよ・帰ってきたいと声かけ合える×丹波市　移住・定住の促進と人とのつながりの推進
市外からの新たな企業や人の流れをつくるため、市内にサテライトオフィスの開設・運営を希望する事業者を支援します。施設整備やプロモーション・ビジネスマッチングなどの利用促進にかかる経費の一部を補助します。

○[新規]サテライトオフィス等開発支援事業　5,700万円

・事業内容
市内に、新たにサテライトオフィスなどを開設・運営する事業者を支援するための補助金を交付します。
・サテライトオフィスとは?
企業または団体の本拠から離れた所に設置されたオフィスのことを言います。

○そのほか
[新規]　お試し移住応援事業補助金(60万円)

◆[重点施策4]子どもを産み育てる喜びあふれる×丹波市　子育て世代に寄り添った子育て支援の推進
子育て中の不安や悩みの解消、子どもの健全育成を図るため、子育て中の保護者とその子どもの仲間づくりを行うサークルに対して、活動に係る経費の一部を補助します。

○[拡充]みんなで子育て親育ち活動補助金　225万円
・事業内容
市内で活動する子育て中の保護者とその子どもの仲間づくりを行うサークルに対して、1サークルにつき年間3万円を限度に補助します。

○[新規]木製玩具による児童福祉施設等充実事業
幼児期の成長において、木に触れ、木の香りを感じ、木目の美しさを眺めることで五感が刺激され発達するとされていることから、認定こども園などの児童福祉施設に、市制施行20周年記念事業として木製玩具を配置します。

○そのほか
[新規]母子健康手帳アプリ機能の充実(39万円)
[新規]不妊治療ペア検査助成事業(15万円)※本紙11ページに関連記事