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自治体の皆さまへ

[敬老の日]充実した豊かな生活を送るために

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兵庫県佐用町

佐用町は兵庫県で一番「知識」と「経験」をもらえる町

◆敬老会で楽しいひととき
9月16日と17日の2日間、さよう文化情報センターで町敬老会を開催しました。
新型コロナウイルス対策がされたなか、満75歳以上の約1500人が元気に参加し、お互いの長寿を喜び合う笑顔あふれる2日間となりました。
式典で、庵逧町長が「これまでのご苦労に心から敬意を表します。お元気な姿を見ることができ、うれしく思います」とあいさつしました。
式典終了後は、歌手の鳥羽一郎さんの歌謡ショーなどのお楽しみ演芸があり、来場者は和やかなひとときを過ごしました。

◆『亀の甲より年の功』
町の高齢化率(65歳以上の人口割合)は、令和5年2月時点で44%と、県内で最も高い状況となっています。高齢化が進むことは、労働人口の減少や、年金や医療費など社会保障費の増大などが懸念されます。
しかし、『亀の甲より年の功』ということわざがあるように、年長者が長年かけて身につけた知識や経験は、私たちにとって貴重な財産です。特に、昨今はスマートフォンの普及などで人間関係が希薄化していると言われていますが、年長者はこれまで多くの人間関係を築くことで、地域や町の発展を支えてきました。
町が取り組んでいる『縮充(人口やまちの規模が縮少しても、充実して暮らせるまちづくり)』のためには、地域住民同士がつながり、支え合うことが大切です。これからは、年長者が築いてきた知識と経験を活かし、幅広い世代でコミュニケーションをとり、「顔の見える関係づくり」をめざしていきましょう。

・最高齢者(上位3人)
・最高齢夫婦(上位3組)
※詳細は本紙をご覧ください。

◆『長生きの秘けつ』を聞きました
◇夫婦円満の心得
・矢部 義昭さん、弘子さん(下徳久下)
健生会の「体と心の健康体操」を週に1回20年以上続けている弘子さん。そこで出会った仲間たちとおしゃべりすることが楽しくて続けることができているそうです。「体操のおかげで姿勢が良くなって、大きなけがもしていない」と健康づくりの成果を教えてくれました。
活発な弘子さんの姿を見て「妻は翼が生えている」と言う夫の義昭さんは、畑の草取りをすることが日課だそうです。今は「ストレスをためないように」を心がけ、毎日のんびりと過ごすことで元気でいられると話します。
2人での楽しみは、たまに外食をすること。お互い干渉しすぎず、気ままに毎日を過ごすことが、長生きと夫婦円満の秘けつと教えてくれました。

◆長生きの秘けつは″気力″
・長峰 トキ子さん(南広)
40年以上ぶどうを作っている長峰さん。元々は夫婦二人三脚で営んでいましたが、6年前に夫の環さんが亡くなってからは、息子の昭藏さんに手伝ってもらい、今でもぶどうを作り続けています。
「週に1回のデイサービスが何よりも楽しみ」と笑顔で話す長峰さんですが、やはり1番の生きがいは「ぶどう園に来ること」と答えてくれました。長生きの秘けつは「人は気力がないとね」と言うとおり、足の痛みを感じながらも自宅からぶどう園までの急な坂を歩いて登っているそうです。
今年もたわわに実ったぶどうを見て「いつも通りおいしくできた」とほほ笑みました。

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