日本海側から被害が拡大してきたナラ枯れ。町でも近年、ナラ枯れによる被害が急激に拡大しています。現在では、町内全域で、7~9月にかけてナラ枯れにより、葉が赤褐色に変色した樹々が見受けられます。
◆ナラ枯れとは
コナラなどのナラ類、シイ・カシ類を枯らす病原菌「ナラ菌」と、この病原菌を媒介する「カシノナガキクイムシ」によって発生する樹木の伝染病です。
◆ナラ枯れ被害による問題
町内の山林には、カシノナガキクイムシの繁殖に適した木が多く存在しており、ナラ枯れの被害が急激に拡大しています。
ナラ枯れした木を放置していると、木の枝の落下や、木が倒れるなどにより、人身被害が発生する恐れがあります。
◆所有地の樹木の管理をお願いします
樹木の管理は、土地所有者の責任で行う必要があります。ナラ枯れによる倒木などで、人身被害を発生させないためにも、早めの処理や対策をお願いします。
伐採に必要な費用は、町の補助事業の対象になる場合がありますので、農林振興課までお問合わせください。
問い合わせ:農林振興課 農林土木整備室
【電話】82-0667
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