日本に誇る佐用の技術

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◆(株)横山基礎工事が中小企業優秀新技術・新製品賞の優良賞を受賞
(株)横山基礎工事(真盛)は、中小企業が開発する優れた新技術を表彰する「第35回中小企業優秀新技術・新製品賞(経済産業省後援)」の優良賞を初めて受賞しました。
受賞した技術は、仮設の橋を設置する「L桟橋」という工法。この新技術は、同社の専門分野である掘削技術を応用し、河川に入らず仮設橋の橋脚を設置できる工法で、従来より橋脚間が長くても丈夫な仮設橋の開発に成功しました。
この技術が能力を一番発揮できるのは、災害からの復旧工事。橋脚の数が少なくなったことで、河川工事で河川内に構造物の設置制限がある出水期(洪水の恐れが多い期間〔6～10月〕)でも工事ができ、早期の災害復旧が期待できるようになりました。
平成21年災害で同社の浸水被害を経験した衣笠正則企画技術部長(真盛)は「実体験から災害への自覚が深まった。今後もライフラインを早期に復旧できる技術を開発し、被災者に喜んでもらえるように取り組んでいきたい」と技術革新による社会貢献への意欲を語りました。