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自治体の皆さまへ

謹賀新年

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兵庫県佐用町

◆次世代を意識したまちづくり
・佐用町長 庵逧 典章
新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響も一段と緩和され、コロナ前の日常が戻りつつあることにほっと胸をなでおろしております。しかし、気になるのは地球温暖化による異常気象の増加です。本町でも、昨年1月末に記録的な大雪が降り、夏は猛暑続きに苦しめられました。全国的には各地での台風や線状降水帯による災害の多発も記憶に新しいところです。幸いにも町内に大きな災害はなく、比較的平穏な一年ではありましたが、いつ大災害に見舞われるか分からない状況です。
一方、世界情勢に目を向けると、ウクライナ戦争に加えてパレスチナでも大規模な紛争により緊迫した状況が続いています。多くの市民が被害に遭っており、戦争の早期終結と平和の訪れを切に願っています。
さて、町では合併から早くも19年が経過し、来年は新町創立20周年の節目を迎えます。この間、残念ながら人口は年々減少し、また平成21年には多くの尊い人命を失った大水害が発生するなど苦難の時期もありましたが、それらを乗り越え、人口は減少しても、誰もが安全に安心して暮らせる安定したまちづくりの推進に努めてまいりました。
ただ、国の財政は危機的状況が続いており、今後は地方自治体の財政もさらに苦しくなることを覚悟しなければなりません。町としましては、次世代に大きな負担を残さないために、引き続き縮充の理念に立ち、農地や山林を守り、道路や水道、下水道施設などの生活インフラの維持など、町行政の責務を果たすために今年も懸命の努力を重ねていく決意であります。
最後に、改めまして町民の皆さまの変わらぬご理解とご支援をお願いするとともに、平穏で実り多い年になることを祈念いたしまして、新年のごあいさつといたします。

◆飛躍・新しい時代への第一歩
・佐用町議会議長 小林 裕和
新年明けましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶びを申し上げます。平素は、本町の行政運営並びに議会運営・議会活動に対しまして、深いご理解と格別なご協力を賜り心より感謝申し上げます。
佐用町議会は、公平かつ公正、透明性の高い議会運営を重視し、町民に開かれた議会づくりをめざしています。情報の提供と共有化を進め、参画を促進し、自由な議論の中で課題解決に努めています。
また、行政デジタルトランスフォーメーションの推進など現代社会の変革に積極的に取り組んでおり、デジタル化の流れに即した運営を心がけています。その中で、タブレット端末を導入し、議会資料のペーパーレス化を進め、情報共有の迅速化と事務の効率化を図っております。
さて、新型コロナウイルス感染症は、未だ終息には至っていないなか、一人ひとりが新しい生活様式の中で、日常生活を営み乗り越えることが求められています。佐用町でも、ワクチンの計画接種、子育て世代や商工業者への支援、教育関連施設の環境改善など、町民の安心・安全を守るための施策に協力し、佐用町の未来に向けて取り組みを強化してまいります。
同時に、人口減少や少子高齢化に対応しながらも、「人生100年時代」に向けて健康寿命の延伸が喫緊の課題となっています。農林業、商工業、教育・文化など、各分野にも様々な課題が生じていますが、この時代だからこそ、町民の皆さま、町当局・議会と共に、新たな時代への第一歩を踏み出し、「飛躍」していきましょう。
佐用町議会は、町民の皆さまが安心安全に暮らせる「ふるさと佐用」をめざし、全力で行政と協力してまいります。本年も、変わらぬご指導、ご支援をお願い申し上げつつ、皆さまのご健勝とご多幸を祈念いたしまして、年頭のごあいさつといたします。

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