◆町民の健康を支える接骨院に
佐用インターから国道373号を北に進むと、右手に新しい建物が見えてきます。今年5月に開院した「たき接骨院」です。瀧 重樹(たき しげき)さんが運営するこの接骨院は、地元住民の健康を支える場所として評判を集めています。
瀧さんは佐用高校を卒業後、大阪の専門学校で柔道整復師の資格を取得し、そのまま大阪の接骨院で経験を積んでいました。しかし、28歳のとき、両親が営む中華料理店を継ぐために地元へ戻ることを決意します。3年間、父親のもとで料理を学びながら働く中で、「せっかく取得した資格を活かしたい」という思いが再び芽生え、接骨院の開業をめざすようになりました。
そして、夢だった「たき接骨院」を開業することができました。開業の理由を瀧さんは「生まれ育った地元のみなさんが健康で過ごせるようにサポートしたい」と語ります。
開院当初はあまり知られておらず、患者さんは少なかったものの、口コミが広がり、今では小学生から90代までの幅広い年齢層の患者さんが訪れています。清潔感のある院内と、丁寧な施術が評判のようです。
将来的には、デイサービスやパーソナルジムなど新しい事業にも挑戦したいと考えている瀧さん。「地域に根ざした接骨院をめざしています。地元のみなさんにもっと気軽に来てもらえたら」と、明るい笑顔で語ってくれました。
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