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佐用町高齢者福祉計画 第9期介護保険事業計画 策定(1)

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兵庫県佐用町

ささえ合う 絆がはぐくむ 温かなまち

町では、高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、令和6~8年度の高齢者施策、介護保険事業の指針となる「高齢者福祉計画、第9期介護保険事業計画」を策定しました。

◆介護保険制度とは
介護保険制度は、介護が必要な高齢者を社会全体で支えるとともに、高齢者のみなさんが住み慣れた地域でいきいきと元気に生活できるように、介護予防事業や支援を行うものです。
そのため、40歳以上の被保険者が負担する保険料と、国や都道府県、市町村が負担する公費で運営されています。

◆高齢者をとりまく情勢
町の高齢化率は、44・1%(令和5年2月現在)と、県平均のの29・3%を大きく上回っており、高齢者人口は約6600人となっています。令和22年までの高齢者人口は、横ばいもしくは減少する予測ですが、高齢化率は若い世代の減少により、55%に達する見込みです。その上、特に介護が必要となる傾向にある後期高齢者(75歳以上)の割合が増えていくことが推計されています。このことから、今後は医療や介護に要する財政負担の増大、要介護者などの支援を行う家族などの高齢化、生産年齢人口の減少による「介護人材」の不足など、高齢者を取り巻く社会情勢は厳しくなっています。

◆高齢者福祉の『縮充』
町は、人口が減っても安心して幸せに暮らせるような仕組みをつくる「縮充のまちづくり」に取り組んでいます。計画では、今後も進む人口減少などの「縮」に対して賢く縮み、わたしたちのまちの高齢者福祉に必要な「充」をめざしていきます。
また、高齢者が、住み慣れた地域で、生きがいや役割を持ち、自立した日常生活を人生の最期まで続けることができるよう、地域住民が主体となった「通いの場づくり」など、健康づくり事業を充実させていきます。

◆(基本理念)佐用の健康と福祉を創造する
ーささえ合う 絆がはぐくむ 温かなまちー

◇「互助」の視点
共に支え合う地域づくり

主な施策:
・敬老会事業などへの参加
・自治会活動などへの参加
・地域づくり協議会事業への参加
・地域見守りネットワークの構築
・災害時避難行動要支援者名簿の作成
・災害に備えたマップなどの作成
など

◇「自助」の視点
いきいきと元気に暮らす

主な施策:
・健康診査、がん検診の実施
・外出支援サービス事業の支援
・高年クラブ活動の支援
・交流機会の拡充
・生涯学習の充実
・高齢者の就業支援
・介護予防教室への参加
など

◇「公助」の視点
高齢者サービスの充実

主な施策:
・民生委員児童委員の活動支援
・人材の育成・確保
・福祉教育の推進
・老人保護措置制度
・災害時の情報伝達手段の整備
・こころの健康づくり
・歯の健康づくり
など

◇「共助」の視点
住み慣れた地域で暮らす

主な施策:
・介護予防、日常生活支援総合事業の推進
・地域包括支援センターの機能強化に向けた取組み
・権利擁護、虐待防止
・認知症高齢者の支援の推進
・地域で支える仕組みづくり
・成年後見制度利用支援事業
など

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