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耕畜連携農業の実現へ 町土づくりセンターがめざす持続可能な循環型社会

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兵庫県佐用町

末包地内の牧場から発生する畜産排せつ物を処理するために、平成4年から運用を開始している「町土づくりセンター」。今年度から、指定管理者が変わったことに伴い、改めて同施設の役割と目的をお知らせします。

町土づくりセンターは、末包地内の牧場から発生する畜産排せつ物を処理するために、平成4年から運営を行ってきました。
しかし、設立から30年を超え、同センターを運営する後継者の確保が課題となっていました。そこで、今後も安定した運営を行い、確実な公害の防止、たい肥の有効活用を図るため、このたび、指定管理者の公募を行い、山脇地内に本社を構える「近畿農産資材株式会社」に決まりました。同社は、たい肥の生産・販売事業を大規模に展開していることに加え、牛糞の処理やたい肥生産に関して、高い技術力と豊富な機械や人材、長年培われてきたたい肥の販売ルートを持っています。
町は、本施設を適切に運営していくことで、公害対策はもちろん、環境への負荷を軽減することにもつながる有機農業を推進しています。今後は同社と連携し、たい肥の生産や活用を着実に実施することで、持続可能な循環型社会をめざしていきます。

問い合わせ:農林振興課
【電話】82-0667

◆脱炭素への社会貢献は町への恩返し
・近畿農産資材(株) 西 威誠(いせい)社長
近畿農産資材(株)は、町内の牧場で発生した畜産排せつ物を処理し、たい肥にして販売しています。
創業以来、みなさんに支え続けてもらっているので「佐用町へ恩返しをしたい」という思いで、同センターの管理をさせていただくことになりました。
たい肥を使うことは、資源を循環でき、環境にやさしく、脱炭素にもつながっていきます。今後は、今以上にこのサイクルが循環していくための社会貢献ができたらと思っています。

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