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自治体の皆さまへ

謹賀新年 令和七年 元旦

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兵庫県佐用町

◆次の20年に向け気持ちを新たに
佐用町長 庵逧 典章

◇佐用町が平穏な一年であったことに安堵
明けましておめでとうございます。皆さまには、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申しあげます。
昨年は、元日早々に能登半島で大地震が発生し、その後も異常気象が続く中、同じ能登をはじめ、全国各地で豪雨災害が発生するなど、多難な年となりました。しかし、私たち佐用町におきましては、大きな被害もなく、比較的平穏な一年を過ごせたことに安堵しております。

◇本年はさまざまな節目の年 気持ちを新たに未来へ進む
本年は、我が国の歴史上最も悲惨な時代とされる太平洋戦争の終結から80年、阪神淡路大震災から30年、そして佐用町においては、合併により「新佐用町」が誕生して20年という大きな節目の年です。
8月には戦没者のご冥福と平和を祈る「戦没者慰霊祭」を執り行い、10月には「合併20周年記念式典」を予定しております。これまで町民の皆さまの努力により幾多の困難を乗り越え、今日の平穏な町が築かれたことに深く感謝しながら、気持ちを新たに次の20年に向けて歩みを進めてまいります。

◇20年後を見据えた「縮充のまちづくり」へ
これからの20年を展望すると、これまで以上に厳しい時代が待ち受けていることが予測されます。人口減少はさらに進み、地球温暖化による異常気象の危険はますます高まり、近い将来、南海トラフ地震の発生も現実的な課題として迫っています。
こうした時代を見据え、佐用町では合併時から財政基盤の強化に取り組むとともに、生活に必需なインフラの維持や災害への備えを進めてまいりました。また、地域活動の基盤となる地域交流センターの整備を行い、「協働のまちづくり」を進める中で、共に支え合う地域社会の構築をめざしてまいりました。
これからも人口減少にとらわれず、20年先を見据えながら、次世代のために、人口が減少しても助け合い、安全で安心して暮らせる町をめざし「縮充のまちづくり」を進めてまいります。
皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、町の平安と皆さまのご健勝、ご多幸をお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

◆皆さまとの協働こそ議会の役割
佐用町議会 議長 千種 和英

◇公平で開かれた議会運営をめざして
新年明けましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。日ごろより議会活動に対し、深いご理解と格別なご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
佐用町議会は、公平かつ公正、透明性の高い議会運営を重視し、町民に開かれた議会づくりに取り組むために、議会広報や佐用チャンネルを活用し、情報提供と共有化を進めています。議会での活発な議論を通じて、町民の声を行政施策に反映させ、福祉の向上を図ることが、選挙で選ばれた私たち議員の使命です。時には町当局の提案に物申し、ある時はさらなる事業促進を求め、議会から施策の提言、政策提言のできる議会をめざしています。
議会と行政は二元代表制と称され、対等な立場にあります。私たち議員が地域の実態にあった緊張感のある行政運営を求め続けることが、町民の皆さまからの負託に応えることにもつながります。

◇人口減少への対応と新しいまちづくり
社会環境が大きく変化する中、生活様式や働き方、学び方も劇的に変わっています。佐用町においても、出生数の減少や若者流出による人口減少が続いています。定住人口にとらわれず、交流人口や関係人口などの創出にも注力する必要があります。「縮充」というキャッチフレーズのもと、町当局は新しいまちづくりを進めています。
人口減少を受け入れ、子育て世代への支援やキャリア教育、高齢者福祉や介護予防、新たな働き方の提案や価値の創造、移住支援やUターン支援、地域の担い手や人材育成など、佐用町が取り組むべき課題は山積しています。今こそ未来を見据えた、持続可能な佐用町モデルの創生に向け、行政と連携し取り組んでまいります。

◇傍聴で議会を身近に感じてみてください
ぜひ皆さまの声を佐用町議会14人の議員にお気軽に届けてください。そして議場では何が議論されているのか、傍聴にお越しください。町民の皆さまとの協働こそが活発な議員・議会活動につながります。
引き続き、町民の皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、本年が皆さまにとって輝かしい飛躍の年となりますよう、心よりご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

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