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自治体の皆さまへ

こんにちは! 保健師です

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埼玉県横瀬町

■3/1(金)~8(金)は女性の健康週間です
今月の記事担当:村越
厚生労働省では、3月3日のひな祭りを中心に、3月1日から3月8日の国際女性の日までの8日間を「女性の健康週間」と定め、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援することを目的に、さまざまな活動を展開しています。

◆女性ホルモンは女性の健康と切っても切れない関係
女性の健康は、ホルモンの変動と切り離せない関係にあります。100種類以上もあるといわれるホルモンのうち、女性ホルモンには、主に卵巣でつくられる「エストロゲン」と「プロゲステロン」があり、妊娠や出産と深い関係があります。
エストロゲン:女性らしい丸みのある体をつくり、生殖器官を発達させる働きがあります。
分泌量の変化が健康状態に影響しやすいのが特徴です。
プロゲステロン:受精卵の着床のために子宮内膜を整えます。その他、体温の上昇や乳腺の発達など妊娠しやすい状態をつくり、妊娠後は状態を維持する働きがあります。

◆ライフステージごとの体の変化
○思春期(7、8~18歳頃)
初経を経験し、性成熟期に向かって女性ホルモンの分泌量が増える。妊娠・出産が可能な「からだ」へ整う過程で、女性特有の不調や悩みも増え始める。
代表的な病気やトラブル…月経異常(不順)、月経前症候群(PMS)、摂食障害(拒食・過食)、起立性調節障害など

○性成熟期(18~45歳頃)
前期は女性ホルモンの分泌が安定し、後期は徐々に減少する。
代表的な病気やトラブル…不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫、甲状腺の病気、女性特有のがんなど

○更年期(45~55歳頃)
閉経の前後5年間を更年期と呼ぶ。女性ホルモンの分泌が急激に減ることで、体調に変化が起こりやすい時期でもある。
代表的な病気やトラブル…更年期障害、うつ、女性特有のがん、生活習慣病など

○老年期(50歳代後半以降)
女性ホルモンの分泌量がわずかになり、骨、皮膚、血管などの健康が損なわれやすくなる。
代表的な病気やトラブル…生活習慣病、骨粗しょう症、アルツハイマー病、皮膚の病気、泌尿器の病気など

どの時期も、体の仕組みや変化を理解し、上手に付き合っていくことが大切です。症状がつらいときには無理をせず、早めに婦人科を受診しましょう。また必要に応じて検査や治療を受けるようにしましょう。
町では毎年各種がん検診を行い、随時健康相談を受付けています。お気軽にご相談ください。

問合せ:
健康子育て課(1階2番窓口)【電話】25-0110
地域包括支援センター(福祉介護課内・1階3番窓口)【電話】25-0281

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