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自治体の皆さまへ

特集1:それ、架空料金請求詐欺かも!(2)

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兵庫県加古川市

■事前に知っておけば落ち着いて対応できます
(01)突然、連絡が来たら
・お金の請求や個人情報についてのメッセージが来たら「詐欺かも」と疑いましょう。迷ったら一人で判断せず、身近な人や警察などに相談してください。
・前もって警告画面を知っておくと、いざという時にも落ち着いて対応できます。

警告画面のサンプル(県警察ホームページより)※音が出ます。(※本紙参照)

警告画面がパソコンに表示されたときは、インターネットの画面を閉じてください。画面が閉じない場合はパソコンの電源を切り、改めて起動してみましょう。

(02)返答をしてしまう前に
・身に覚えのない料金請求のメッセージが届いた場合は応じないことが大切です。詐欺メールなどは不特定多数に送信されるものなので、こちらから連絡しなければ相手に個人情報を知られることはありません。
・メッセージ内に表示された連絡先に、間違った内容であると伝える必要はありません。

メッセージが偶然心当たりのある内容に似ている場合があります。表示されている連絡先ではなく、改めて自分で連絡先を確認しましょう。

(03)支払いを求められても
「コンビニで〇〇カードを買って」と言われたら詐欺だと思いましょう。

犯人は「今日中でないと間に合わない」「今すぐ手続きをしないと法的措置をとる」など、こちらに考える隙を与えないよう焦らせてきます。電話でお金の話になったときには、どれだけ急がされてもいったん電話を切りましょう。

(04)支払ってしまったら
一度支払ってしまうとさまざまな手口で繰り返し請求されます。「詐欺かも」と気付いた時点でできるだけ早く警察に伝えましょう。

少しでもおかしいなと感じたら周りに相談してください。

■声を掛け合うことも大切です
加古川警察署管内では、昨年は59件、今年1月だけで10件も特殊詐欺を防いだ報告がされました。

○普段から「話しやすい接客」を心掛けています
コンビニなどの店舗には警察の方が定期的に詐欺の手口や気を付ける点などを伝えに来てくれ、従業員とも共有しています。
お客様から電子マネーの購入についてご質問をいただくなど、慣れていないように感じたときには話を聞いて、より丁寧に接するようにしています。場合によっては警察に相談します。
私たちが心掛けているのは、普段からお客様にあいさつや声掛けをすること。お客様が私たちの呼び掛けに応じてくださることも、詐欺などの被害を防ぐ重要なポイントだと考えています。詐欺だけでなく困ったり迷ったりしたときに気軽に相談してもらえるようなお店でありたいですね。
セブン-イレブン:加古川平岡山之上店 鈴木田夫妻

■「詐欺かも」と思ったら
「お金」「電子マネー」の話が出たらいったん電話を切り、家族や知り合い、警察などにすぐ相談しましょう。

○加古川警察署
年中無休/24時間対応【電話】427-0110

○消費者ホットライン
地域の相談窓口を案内します年末年始(12月29日~1月3日)を除く毎日【電話】188(いやや)

■他人ごとと思わないで詐欺は「私にも起こる」こと
架空料金請求詐欺で被害に遭う人の多くは「自分は大丈夫だと思っていた」と話します。また、うその請求に気付かず、いつの間にか支払っていたという人も増えています。近年、架空料金請求の手口がどんどん巧妙化し、通信料や定額利用料など実在の会社をかたった請求も増えています。
「いつか自分にも起きる」と思うことで、架空料金の請求に対し「もしかして」と気付くことができます。メールや電話でお金の話題が出たら、まずは詐欺を疑ってください。
少しでも不安を感じる事があれば、焦らずに周りの人や警察に話してください。また周りに伝えることで、自分だけでなく家族や知人の被害を防ぐことにもつながります。
加古川警察署生活安全第一課:松浦巡査

問い合わせ:
生活安全課【電話】427-9760
加古川警察署【電話】427-0110

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