将棋棋士(四段):上野裕寿(うえのひろとし)さん
■最初は対局で泣いていました
小学1年生で加古川将棋倶楽部に通い始めましたが、人見知りの性格もあり、教室では緊張のあまり泣いてしまいました。その後は大人の方とも対局を重ねて、だんだんと将棋の実力が付いてきました。
■将棋の道へ
奨励会の三段リーグではなかなか思うような成績が残せませんでしたが、師匠の井上先生の一門研究会で仲間と刺激し合いながら頑張ってきました。昨年9月に四段に昇段し、プロ棋士になりました。
■将棋の魅力
新人王戦は大逆転で優勝できました。将棋は最後まで勝者が分からないところが魅力なんです。加古川市には将棋教室やイベントなど、将棋に触れられる環境が整っています。人と将棋を指すことの楽しみを、多くの人に知ってほしいですね。
■棋士のまち加古川
加古川市はゆかりの将棋のプロ棋士が7人いる全国的にも珍しい地域です。将棋イベントや将棋教室などプロ棋士と身近に触れ合う機会が多数あります。毎年秋には、若手棋士の登竜門となる日本将棋連盟公式戦「加古川青流戦」の決勝戦を開催し、ゆかりの棋士による大盤解説会でにぎわいます。
○加古川青流戦
決勝戦は市内の鶴林寺で開催されています。
○加古川将棋プラザ
JR加古川駅南ヤマトヤシキ7階。自由対局コーナーもあります。
くわしくはこちら(※本紙参照)
■シティプロモーション 公式Webサイト 「加古川暮らし」
暮らしの中にある「話したくなる加古川のこと」を紹介しています。
「#加古川人」の全文はこちらから!(※本紙参照)
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