キラリ☆輝く 多可人 -Vol.213-

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■女の子だって野球がしたい!中学生女子軟式野球チーム「J Girl’s神戸」所属
藤井樹菜さん(八千代中学校3年生)・竹本あいさん(加美中学校2年生)
「女の子にも野球をする環境を作りたい。」
そんな思いで2020年に発足した女子軟式野球チーム『J Girl,s神戸』。
そこで野球に打ち込んでいるのが、藤井樹菜さん(八千代中学校3年)と竹本あいさん(加美中学校2年)です。
樹菜さんは、友達に誘われて小学2年生から野球を始めました。
「中学校でいったんソフトボール部に入ったけど、やっぱり野球の楽しさ、難しいからこその面白さが自分には合っていたから、野球を続けることを選びました。」
あいさんは、兄姉の影響で小学3年生から野球を始め、中学入学と同時に、チームに入ることを決めました。
2人は、毎週末、家から一時間以上かけて神戸市にあるグラウンドに通います。
竹本「練習全部がしんどくて野球が嫌になったときもありました。」
藤井「厳しい練習や自分のミスが続いたとき、辞めたいって思うこともありました。」
取材した日は猛暑で風もない真夏日。真っ黒に日焼けした肌に、大粒の汗を流しながら、声を振り絞ります。このチームで乗り越えてきた経験が、2人の気持ちを支えます。
竹本「チームみんなががんばっているから、がんばれる。自分の武器はパワーと球のスピード、長打。これからはピッチャーとしても成長していきたいです。」
樹菜さんは、この夏で引退を迎えますが、高校で硬式野球の道に進みます。
「支えてくれる指導者、家族、周囲の人に感謝して、高校でもいいプレイをたくさんしていきたいです。」
楽観的なところが長所と笑う2人。
ポジティブは世界を救う!
前を向いてその先へ!