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町長室からこんにちは

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兵庫県多可町

■多可町長 吉田一四
▽「敬老文化」のまちの誇り
多可町発祥の「敬老の日」は、旧八千代町長の門脇政夫さんが9月15日を「としよりの日」と定めたことに由来します。
その後、ハッピーマンデー制度により、日付が変動することとなりましたが、発祥の地多可町では、元来の9月15日に、毎年、喜寿敬老会を開催しています。
残念ながら、コロナ禍で3年間実施できませんでしたが、今年はベルディホールを会場に、対象者370名のうち、91名の皆さんに出席いただき、盛大に開催することができました。
式典では、落語や手品の余興と昼食を楽しんでいただき、同年代の思い出話に花が咲いていました。
多可町では、平成29年度の敬老の日発祥50周年記念事業で、「敬老文化」のまち宣言を行いました。
『私たちは、永きにわたり社会に貢献された高齢者を敬愛し、その優れた知恵や経験を受け継ぎ、子や孫へと確実に伝えます。
また、自らの知識や意欲を高め、地域を支える一員としていつまでも元気に活躍し、充実した人生を送ります。そして、すべての世代が互いに助け合い、笑顔あふれる多可町をめざし、ここに「敬老文化」のまちを宣言します。』
この「敬老文化」の精神は、高齢化社会の中で、高齢者の元気や生きがいを町づくりに生かすため、高齢者の健康寿命の延伸に町として精一杯取り組むことだと受け取っています。
挨拶の中で、「元気アップ体操」や、携帯電話を利用した「フレイル予防」など、各種施策を活用して健康寿命を伸ばし、今までの人生でできなかったことに挑戦していただきたい。また、地域活動やボランティア活動を通して皆さんのお力を貸していただき、多可町のためにもう一肌脱いでいただきたい、とお願いしました。
私たちも、「敬老文化」の精神を若い世代へとしっかり引き継ぎ、高齢者への愛情と尊敬を心に抱いて、町づくりを進めていきたいと思います。

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