多可町長 吉田 一四
■さぁ今宵も日本酒で乾杯!
晩秋の季節となり、頭を垂れ黄金色に実った山田錦の刈り取りが盛んに行われているところです。
今年は、台風の襲来も無く、比較的に少雨の天候でしたが、昨今の酷暑の影響で、山田錦の品質が心配されるところです。
そんな中、恒例の「日本酒の日コンサート」が、10月1日にベルディーホールで開催されました。
これまで、加藤登紀子さんを招いて日本酒の日コンサートを開催していましたが、30年を節目に区切りとしていました。
しかし、山田錦発祥の地として、10月1日の日本酒の日のイベントは継続していくべきだということで、ベルディーホールの関係者の皆さんに検討いただき、今年は「日本酒とジャズ」の形で、日本酒の日を迎えました。
阪神間で活躍する光岡尚紀さん、中山瞳さん、引田裕路さん、西村有香里さんの4人によるセッションで、ジャズ初心者の私たちにも耳慣れた定番曲が次々と演奏されました。
素晴らしい演奏と、美味しいお酒におつまみを楽しみながら、時を忘れてジャズのビートに酔いしれました。
コンサートのラストは、加藤登紀子さん作詞作曲の「乾杯!」です。男声コーラス隊の皆さんとともに合唱し、最高潮の盛り上がりの中コンサートが終了しました。
帰り際には、大勢の皆さんから「大変良かった。」とのお声をいただました。
来年度以降も、日本酒の日のコンサートを、皆さんの声を聞きながらではありますが、引き続き開催していきたいと思っています。
秋の夜長は、日本酒がすすむ季節です。ゆっくり流れる時間の中で最高の酒を楽しみ、明日の英気を養いましょう。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>