消防通信 vol.206

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■ヒートショックに注意!
寒い季節になり、一日の疲れを癒やす入浴を楽しみにする人は多いのではないでしょうか。
ところが、そんな至福のひと時が、一歩間違うと命を落とすことになりかねません。
今回は、冬場の入浴中に発生することの多いヒートショックについてお知らせします。

◆ヒートショックをとは?
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血管が収縮拡張することで、血圧や脈拍が乱れる現象です。特に高齢者に多く、年間7,000人以上の死者が出ています。
ヒートショックは、本人や家族が注意して予防に努めることが大切です。浴槽の中で気を失っていたり、ぐったりしているのを発見したら、すぐに119番通報して救急車を呼びましょう。

◆ヒートショックを起こしやすい人
・65歳以上の人
・糖尿病、高血圧、動脈硬化など、生活習慣病の病歴がある人
・心臓に病歴のある人
・飲酒後に入浴する習慣がある人
・脱衣所、浴室に暖房器具がない、または使用していない人

◆ヒートショックを防ぐために
ヒートショックを防ぐためには、急激な温度の変化をなくすことが重要です。

▽対策
・脱衣所や浴室を暖める。
・40℃未満のぬるめのお湯に入り、長湯は避ける。
・冷え込む深夜ではなく、早めの時間帯に入浴するよう心がける。
・入浴前後に水分補給をする。

問合せ：
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多可北出張所【電話】35-0119
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