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自治体の皆さまへ

あったかは~と通信 Vol.14

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兵庫県多可町

■地域共生と地域局
「地域局の業務が変わります」。
広報たか3月号は地域局が地域共生社会づくりの活動拠点になることを知らせました。
約20年前の3町合併協議では、なくなる2つの役場機能をどう引き継ぎ新町の地域振興に繋げるかが協議され、加美区と八千代区に地域局を置くことが決まりました。その後、少子高齢化が急速に進み、行財政改革の時代の要請から、地域局の規模が縮小されていきました。その体制の下でどのように地域共生を進めるのかが新たな課題になりました。
5年前、地域の互助活動や地域ケアの担い手を養成しようと始まったのが「コークゼミ」です。修了生166人を送り出し、今年度もすでに開講式を終え始動しています。町にとって大きな財産です。
どの地域にも特性があって、地域の誇りがあります。地域局を単にプラザの中の事務所としてとらえるのではなく、地域コミュニティの拠点として、若者からお年寄りまで、さまざまな趣向を持った人が寄り集まって、知恵を出し合い、汗をかく。そのためにはみんなが「わが事・丸ごと」になる。その人々をつなぐのがコークゼミ修了生や地域局の役割で、串だんごの串役です。
折良く今年度から兵庫県が、集落を超えた広域での地域コミュニティづくりを支援する新事業に乗り出し、多可町に声をかけてきました。地域共生の取り組みを評価し、この町ならできると期待を寄せてくれました。同じするならその先駆けになろうと、地域局とも連携して準備を始めています。
多可町が誕生してもうすぐ20年。この先の難局をどう乗り切っていくのかが大きな課題ですが、地域共生はその大きな軸のひとつといえます。

問合先:総務課(地域共生社会づくり推進担当)
【電話】32-2382

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