文字サイズ
自治体の皆さまへ

明日を見る、まちづくりを目指して

4/59

兵庫県多可町

多可町長 吉田一四
新年あけましておめでとうございます。
令和5年は、新型コロナウイルスが2類相当から5類へと変更され、ようやく平素へと明るい光が差し込み、多可町でも、集落行事や町内でのイベントが数年ぶりに開催するなど地域に笑顔と元気が戻ってまいりました。とはいえ、年末にはインフルエンザの大流行による学校閉鎖などで、再度感染症の恐ろしさを実感したところでもあります。
3月には、WBCでの日本チームの活躍から始まり、多可町出身の大勢投手がプロ1年目でありながら世界の舞台で活躍をされ、たくさんの感動をもらいました。
また、8月には多可町出身の門脇真依さんが、スウェーデンの女子サッカーチーム「ローゼンゴード」とプロ契約、足立美翔さんが女子柔道48kg級で日本一に輝くなど、多可町で育った子どもたちの活躍もめまぐるしい一年でした。
そして、町の話題としては、令和8年開校予定の統合中学校の名前が「多可中学校」に決定し、制服についても、多くの町の皆さんの意見を取り入れ、これからの時代に合わせた素晴らしい制服が完成しました。
さらに、11月には多可町生涯学習まちづくりプラザの愛称が「Asmile(あすみる)」に決定し、その建設工事に着手しました。
『あすみる』は、地域社会の中でみんなに出番があるように、生涯にわたって知恵を深め、そしてあらゆる世代の人たちが交流する居場所を目指しています。
近くには、アスパルや子育てふれあいセンター、多可赤十字病院、そして多可中学校も開校を予定しており、公共交通のハブとしての機能もこの周辺に計画しています。スポーツに生涯学習に子育てにと「ここに来れば何かある!」と言う場所として、老若男女、たくさんの皆さんに親しんでもらいたいと思っています。
「あすみる」、そして「多可中学校」のスタートに向けては、本当にたくさんの町の皆さんが関わってくださり、多くの時間をかけて意見を交わし、検討をいただいています。
町の皆さんとともに創り上げる多可町であり続けたいと改めて強く思っています。
これに加え、西脇市と多可町で実施している新たなゴミ処理施設の建設も、建設の過渡期を迎えます。
すべてが喫緊に実施しなければならない事業です。国・県の支援を活用しながら、財政状況を精査し、効率的に実施してまいります。
「あすみる」の工事に際しては、中央グラウンドや関連施設の利用が出来なくなるためご迷惑をおかけしますが、今後も、こまめな情報提供に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。
新年に当たり、皆さんのさらなるご健勝を祈念し、ご挨拶といたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU