寒さが一段と厳しくなり、ご家庭でストーブを使用する機会が増えてきました。ストーブには、電気ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブなどいろいろな種類があります。室内を暖かくし、快適な生活を送るための便利な器具ですが、使用方法を誤れば火災に繋がる恐れがあります。
石油ストーブを使用する際、換気をせずに使用し続けると一酸化炭素中毒になる可能性があります。1時間に1回は換気を心掛けましょう
■ストーブ使用上のポイント
(1)ストーブの周囲に洗濯物や燃えやすい物を置かない。
(2)ストーブの近くにスプレー缶を置かない。
(3)外出前、就寝前にはストーブを消す。
(4)ストーブを消してから給油作業を実施する。
(5)灯油タンクの蓋をしっかり閉め、灯油が漏れていないか確認する。
(6)石油ストーブに給油の際は、灯油であることを確認する。
(7)定期的にすすやホコリなどを掃除する。
■ストーブが原因の火災事例
▽ストーブの上方や前部で洗濯物を乾かす
ストーブの上方で洗濯物を乾かしていた際、洗濯物が落下してストーブに接触し火災になる。
▽ストーブをつけたまま就寝する
ストーブをつけたまま寝てしまい、寝返りを打った際に布団がストーブと接触し火災となる。
▽電源を入れたまま給油を行う
ストーブを使用中の状態のまま、灯油タンクを取り出し給油後タンクを戻す際に、灯油がこぼれ、引火し火災となる。
問合せ:
多可出張所【電話】32-0119
多可北出張所【電話】35-0119
多可南出張所【電話】37-0119
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