■敬老の日発祥のまち 喜寿敬老会を開催
昭和22年9月15日。
当時、野間谷村(現・八千代区)の村長であった門脇政夫さんが、初めて村主催の敬老会を開きました。
村中の自動三輪車を集めて55歳以上の人を送迎し、公会堂でご飯や余興でもてなしました。
「お年寄りを大切にすることは、やがて自分も大切にしてもらうことに繋がる。そしてお年寄りには、いつまでも元気で活躍していただき、知恵と技術を次代へ伝えてもらう。」
門脇政夫さんが大切にされた敬老の精神です。
多可町の65歳以上の高齢化率は、38.9%(令和6年4月1日時点)と、全国平均を大きく上回っています。少子高齢化が進む中、一人一人が健康に、元気に年を重ねることが、町の元気に繋がります。
多可町では、数え77歳になられる学年を対象に、毎年9月15日に喜寿敬老会を開催しています。
今年の対象者は、昭和23年4月2日から24年4月1日生まれで、415人のうち、117人の皆さんが出席されました。
■ナイスショット!
多可町シニアクラブ連合会主催の「第15回敬老の日発祥のまち記念グラウンドゴルフ大会」がガルテン八千代グラウンドで行われました。
参加チーム46チーム、276人(うち、90歳以上10人)が日頃の練習の成果を発揮し、和気あいあいとプレーしました。
悲願の優勝を掴み取ったのは、市原チームの皆さん。
この日は猛暑日となりましたが、誰1人体調を崩すことなく、最後までゲームを楽しみました。
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