■今日も、八千代小学校5年生総合学習の時間が始まる
多可町の魅力ってなに?播州織、杉原紙、敬老の日!
えっとそれから…
八千代小学校5年生の総合学習で、「多可町の魅力発見隊」と題して、子どもたちがタブレットを活用した発表資料作成に挑戦しました。
9つのテーマは、どれも聞いたことはあるけど、それを人に伝えることは簡単ではありません。
どこから情報を集めるの?どうやったら伝わるの?子どもたちは班ごとに試行錯誤しました。
■その情報は本当に正しいのか?しっかり自分たちで確かめた
ただ、ネットから情報を集めるだけではなく、地域の人に取材をしたり、実際に体験してみたり、何度も足を運んで調べました。今の時代、簡単にネットを通して調べることができますが、その情報は本当に正しいのか、人に伝えて大丈夫かを、自分で確かめることの大切さを先生たちは伝えます。
10月26日には、オープンスクールで保護者や地域の人が見守る中、堂々と発表しました。
■あなたは何問わかるかな?
子どもたちが考えたクイズに答えよう!
クイズの答えは特集の最後でお知らせします。
Q1 なぜ播州ラーメンのスープは甘いのでしょう
Q2 たか坊の年齢は?
Q3 「きっとありがとう」の歌ができたのは平成何年?
Q4 播州織は、なぜ色が落ちにくいの?
■市位先生からプレゼンのコツを学ぶ
「まだまだ改善するところはたくさんあるよ。」
子どもたちは、さらにブラッシュアップするために、市位先生からプレゼン資料の作成ポイントや発表のコツを教わりました。
調べた情報をインプットし、伝えるためにアウトプットする。
この繰り返しが、子どもたちに学ぶ大切さと楽しさを教えてくれます。それと同時に、協力すること、お互いを認めること、自分の思いを伝えることを覚えます。そのすべてが、生きるためにプラスになる力です。
■子どもたちにインタビュー
・調べる前は「播州織」という言葉しか知らなかった。班で協力して意見を出し合って、調べたものの答えが出ると、うれしくなってとても楽しかったです。
・多可町の魅力発見で何も知らなかったことがわかるようになりました。
・授業でびっくりすることや初めての発見がたくさんありました。たか坊の年齢が一番びっくりしました。
・多可町の魅力を改めて知ることができて楽しかったです。自分で調べて新しいことを知ることがとても楽しかったです。
・前よりもこの町が好きになりました。多可町以外の人に自慢できることが増えてとてもうれしいです。
■こんな授業もあるよ!子どもたちの学びは無限大
多可町では、「子どもたちに生きる力と豊かな心を育む学校づくり」を基本に、さまざまな学習を展開しています。
ふるさと教育、いのちと人権の教育、体力・運動能力の向上、伝統文化体験、環境体験学習、福祉学習などを通して、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和を図りながら、「生きる力」を育む学校づくりを目指しています。
(1)播州歌舞伎の歴史や魅力を学びます。隈取体験はいつも大盛り上がり(中町北小学校)
(2)オープンスクールで「防災フェス」を開催。防災グッズ作りやクイズ、避難所体験などいろいろなブースを子どもたちが企画(八千代小学校)
(3)播州歌舞伎の魅力を伝えるため、多様な発信方法を提案し、それに沿ったPRに取り組む。(中町南小学校)
(4)体力アップのため、プロのアスリートからスポーツの楽しさを学ぶ。松井小学校・杉原谷小学校が合同で授業を受けた。(杉原谷小学校)
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