多可町長 吉田 一四
■秋晴れに咲いた笑顔
秋が深まり、各地から紅葉の便りがあちこちから届く季節となりました。多可町余暇村公園でも紅葉ライトアップを行い、たくさんの人が訪れてくださいました。
さて、秋晴れの下、11月10日に「第19回多可町ふれあいまつり」を開催しました。
天候を心配していましたが、おかげで絶好のイベント日和となり、たくさんの皆さんにお越しいただきました。
今年は、メイン会場をガルテン八千代グラウンドと体育館付近とし、エーデルささゆりでは、同時開催のマルシェイベントが開催され、賑やかな1日となりました。
グラウンドでは、多可町の事業所を中心に、約70のブースが並びました。
また、体育館では、多可町商工会繊維部会による播州織の作品展示や西脇高校生活情報科の皆さんのワークショップなどが行われました。
どれも素晴らしく、個性があふれて優劣を付けるのは大変困難でしたが、何とか投票いたしました。
体育館の周辺では、警察や消防の車両、自衛隊の中距離地対空誘導弾の発射車両等の展示と試乗や、多可町商工会青年部による子どもの職業体験があり、子どもたちがキラキラと目を輝やかせて楽しんでいました。
そして、ふれあいまつりの名物でもある「農産物品評会」では、農家の皆さんの丹精込めて育てた見事な逸品が集まり、平素の地道な努力と、確実な栽培知識が結実していることを実感しました。即売会では、お客さんが列をなし、即完売になったと聞きました。
まつり開催の裏側には、準備から当日までご尽力いただいた多可町の皆さんの熱い気持ちと努力があります。たくさんの笑顔に溢れ、賑やかに開催することができたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
来年は、多可町制20周年の年でもあります。皆さんのお力をさらにお借りしながら、持続可能なまちづくりを進めて参ります。
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