文字サイズ
自治体の皆さまへ

みんなでエール フレフレ!多可町っ子!

6/59

兵庫県多可町

■清水那月(なつ)さん(播磨農業高校2年生)(中町中学校出身)
播磨農業高校の弓道部に所属し、昨年11月に、「第31回近畿高等学校弓道選抜大会」に出場。

キリキリキリ…
静かな練習場に、弦を引く音が響く。
「武道が好き。弓道は珍しいし、やってみたいと思いました。」
播磨農業高校2年生で弓道部に所属する清水那月さんは、中学校時代剣道部で武道の楽しさを学びました。高校では、畜産科を専攻して学業に励みながら、弓道部のエースとして活躍しています。
「弓道は、精神面も技術面もすごく難しいです。基本がとても大事で、日頃の練習から動作を丁寧に行うことが、実際の結果に結びつきます。」
的に矢を当てることがまず難しいと顧問の先生が話す中、那月さんの放つ矢が、トン!と的を射る。
「近畿大会では、緊張しないように、と心がけていたけど、やっぱり緊張して手が震えました。」
初めての大舞台には悔しさが残りました。
「来年は、全国に向けてみんなで頑張りたいです。表彰状を持って帰ることが目標です。」
頑張り屋さんの那月さんには、夢があります。
「動物の飼育員になりたい。この学校では、他では学べないことがたくさんあります。いろいろなことを学んで、社会性や、精神面での強さを身に付けたい。そのためには、まずは体調管理。毎日コツコツと積み重ねることを大切にしたいです。」
体の強さが心の強さ、その逆もしかり。

■藤本優陽(ゆうひ)さん(中町中学校3年生)
バレーボールチーム「夢フレンズ」と中町中学校バレーボール部を兼務。
昨年12月に、兵庫県代表として「JOCジュニアオリンピックカップ第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に出場。

バンッ!!
カメラを構える目の前でボールが床を弾く。
「彼女の武器は、なんといってもパワー。」
指導者が太鼓判を押すのは、中町中学校3年生の藤本優陽さん。
優陽さんは、昨年の冬に開催された全国都道府県対校中学バレーボール大会に、兵庫県の代表として出場しました。
「小学3年生からバレーを始めました。自分のプレイが上手くいかなくて、辞めたいと思うこともありました。」
そんな辛い時期を乗り越えて手にした選抜メンバーのポジション。クラブチームに通いながら、中学校のバレー部にも所属し、まさにバレーボール一色の中学校生活でした。
「選抜メンバーはみんな上手で、不安になることも多かったけど、声かけの仕方や、技術面、チームワークなどたくさんのことを学びました。」
レベルの高い環境での経験は、優陽さんにバレーボールの楽しさを再確認させてくれました。
自主トレーニングにも余念がありません。
「毎日練習から帰ると坂道ダッシュ。基礎体力を鍛えました。」
練習中はアスリートそのものですが、コートを離れると、途端に等身大の中学生の顔に戻ります。
「高校、社会人と進んでも、バレーを続けていたい。」苦難を乗り越えた先に光が射す。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU